フラグルロックにはたくさんのキャラクターが出てきますが、演じている人が2役も3役も兼ねているため、基本的にやりとりのない組み合わせが存在します(例外もあります)
たとえ同時に画面に映っていても片方は喋らないことが多いはず。
同画面に映る必要がある場合は別のパフォーマーがその場面だけ動かしているらしく、どうしても二人のやり取りが必要な場合は、声だけ別録音なんだそうです。

今回はそんな同パフォーマーのキャラクターをまとめてみました。

『中の人が同じキャラクター』


― Jerry Nelson さん (ゴーボー役) ―
 

  ゴミーさま  ゴーグ王  アーキテクト・ドーザー

ファーストシーズンはゴーボーがゴミーさまの許へ行くシーンが数回ありますが、あとは意外とないんですよ



― Dave Goelz さん (ブーバー役) ―
 

  トラベリング・マット  ボロロ  ラージ・マービン

マットおじさんがフラグルロックにいるシーンではブーバーはいないことが多いです

ブーバーといえば「ハッピー」(オリジナルではサイドボトムsidebottom)という別人格がありますが、ブーバーとハッピーのやりとりのシーンはまさに「一人二役」です。(右手と左手でそれぞれ動かしているときもありすごいです!)
 こんなシーン →



― Steve Whitmire さん (ウェンブリー役) ―
  

  犬のマック  マーロン



― Kathryn Mullen さん (モーキー役) ―
    コッターピン
  コッターピンはゴーボー、ウェンブリー、ブーバー、レッドと4人とも絡みますが、シーズンを通してモーキーだけやりとりがありません



― Trish Leeper さん (モーキーのアシスタント) ―
  ゴーグ王妃(ボディの中の人)  トシュ



 Kathryn Mullen さん (レッド役) ―
      犬のマック(の後ろ、特にシッポ)
  つまりマックはウェンブリーとレッドが動かしているんですね



― Richard Hunt さん (ゴーグ王子役) ―
   クズー



― Jim Henson さん (生みの親) ―
  音楽士カンタス  偉大なるジョン


中の人が同じだと分かれば、なぜこのふたりの絡み話がないのか納得できると思います。



実際にはその他にもたくさんのキャラクターをやっていたりするので、オリジナルを見るときは声に注意して聞くと楽しいかもしれません。
セサミストリートやマペットショーのキャラクターも色々演じているので、馴染みのある声だったりします。
ウェンブリー役の方はヘンソン氏亡き後のカーミットやアーニー役で有名ですね。
(個人的に言えばゴーボーとカウント伯爵が同じ人だと知った時は驚きました)