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フラグルロック65話『ケガにまけるな(Playing Till It Hurts)』 [フラグルロックで英語勉強]

フラグルロックの聞き取り


まずはこの動画をご覧ください。
注目してほしいのは歌に入る前の約1分間のシーン。

『Fraggle Rock "Playing Till it Hurts" 』(公式動画)


はい、どれくらい聞き取れた?

リスニング力のある人にはなんてことないんだろうと思うけど、
私はこれ一度じゃ聞き取れません。ううん、二度三度聞いても、うまく聞き取れなかったです。

フラグルロックを見て「何て言っているのか分からない」となる代表的な例(笑

えっとね、このシーン、固有名詞が多いの。
何度も聞きなおして判明したのが以下。

まず、ゴーボーとレッド以外のフラグルの名前
(外国の名前って、文化が違うせいか、それが人の名前だとすぐに認識できないんだよね)
 Feenie(フィーニー)
 Lou(ルウ)
 Tosh(トシュ)
 Rock Hockey Hannah(ロック・ホッケー・ハンナ)


んでもって、チーム名が2つ。
 ゴーボーのチームの名前 the Gobo's Gorgbusters ゴーグバスターズって(ノ≧∀≦)ノ
 対戦相手のチーム名 the Rompel's Roustabouts

ゴーボー ” Hey,don't you want to see the Gobo's Gorgbusters beat the Rompel's Roustabouts tomorrow? ”
「明日、Gobo's Gorgbusters(ゴーボーズ・ゴーグバスターズ)がRompel Roustabouts(ロンペルズ・ロウツアバウツ)を打ち負かすところを見たいとは思わないの?」ってとこかな。
書けばなんてことない文なのに、フラグルオリジナル用語が出てくるから「んん??」ってなるんだよね。


そして人名・チーム名の他にもフラグルオリジナル用語が。
 rock hockey・・・ロックホッケー。アイスホッケーとバスケとフットボールをミックスさせたような競技
 greaseberry leaf ・・・グリースベリーの葉。グリースベリーはゴーグの庭に生えている植物。よく滑るのでスケート靴代わりにしている


たった1分の間に7つもフラグル用語が出てくるの!
いやあ、こういうシーンがリスニングの鬼門(笑


一応この歌の入る前の1分間のシーンを書き足しておきます。

 ゴーボー” All right! Come on! Let's see some action here. Feenie,two laps. Okay,okay.Lou,get out there and practice passing the old hockey pillow.That's good.”
 レッド” Hi,there coach.”
 ゴーボー” Oh,decided to come join us at last,I see...Good shot!”
 レッド” Come on,Gobo.I got delayed.”
 ゴーボー” I don't need excuses,I need work.Hey! Don't you want to see the Gobo's Gorgbusters beat the Rompel's Roustabouts tomorrow? ”
 レッド” Oh,we will,coach.We got me! ”
 ゴーボー” You can't even get to practice on time! Go get your greaseberry leaves.”
 レッド” Okay.”
 ゴーボー” All right,come on! Let's see some action out there! Mix it up! Mix ut up!”

 トシュ” Hi,Red!”
 レッド” Hi,Tosh!”
 トシュ” We got a new batch of super slippery greaseberry leaves. They make for great skating.”
 レッド” Good to know,Tosh! ”

 レッド” Boy,Rock Hockey Hanna has heard my playing is great.I'm really gonnahave to be hot tomorrow. Well,I can handle that.”


まあ聞き取れずともホッケーのようなものをやってるのは見れば分かるし、レッドが自分の活躍を妄想して歌っているのも一目瞭然だから、聞き流してもストーリーは分かるんだけどね。

ゴーボー ” Red,keep your mind on the hockey practice! ”
あはは。


ちなみに、これ、65話「ケガにまけるな」(原題『Playing Till It Hurts』)のフラグルのほぼ冒頭のシーンです(第3シーズン)
動画の最初のシーンでレッドが「ホッケーの練習!」って叫んでるけど、この回、レッドがロックホッケーの創始者ハンナから手紙を貰うところから始まっています。
その手紙にはホッケー選手としてのレッドの噂を聞いて「明日の試合を見に行く、私が行くと分かるとみんな私のためにパレードをするから内緒にして」と書かれているの。
レッドが「あのロックホーケーハンナが!?」ってびっくりしてるところにモーキーが帰ってくるんだけど、そのシーンが傑作!

 レッド “ I don't believe it!! ”
 モーキー “ Hi,Red. What don't you believe? ”
 レッド “Oh, uh... nothing! ”
 モーキー“ Well, you must believe something, otherwise you wouldn't say you don't believe it! ”

 「信じらんない!」
 「はいレッド。信じられないってなにが?」
 「あ、えっと…なにも」
 「じゃあ、なにかを信じましょうよ。じゃないと「それを信じられない」なんて言えないじゃない」

なんだ、このやりとり(ノ≧∀≦)ノ
レッドはその場を誤魔化すために「なんでもない」って意味でnothingって言っているんだけど、モーキーはI don't believe in nothing「何にも信じてない」って意味に(わざと)取ったんだよね。

でホッケーの練習しなきゃって叫んでるところから動画シーンスタート。
動画シーンの最後で、レッドがゴールにぶつかって怪我するんだけど、物語はこの後、怪我しても練習しようとするレッドがもっとひどい状態になっていくという展開に。
試合当日にはとても出られるような状態じゃないのに、ゴールキーパーのコスチュームなら誰か分からないと入れ替わり試合に出るレッド。『Playing Till It Hurts』というタイトル通りの内容です。

この回は英語が分からなくても見てれば内容は分かりやすいと思う。
見所はおそらくホッケーのシーンなんだろうけど、個人的なお勧めは、怪我したレッドにおとなしくしてなさいと言うブーバーと、こんな怪我たいしたことないと練習に行こうとするレッドのシーン。
んでもって、この回で聞き取れずに一番悩んだのも、このふたりのシーン。
2012y06m30d_165916322.jpg
 ブーバー “ You just climb right back into old Mr. Beddy-Bye! ”
 レッド “ Right after I introduce you to Mr. Fisty-Wist.”

ここねー、多分こう言ってるんじゃないかと思う。
まあどうってことないやりとりっちゃあやりとりなんだけど、ブーバーがベッドのことをMr. Beddy Byeと呼んで、それにレッドが Mr. Fisty Wistって返してるの(ノ∇≦*)
beddy-bye は「おねんね」という幼児語。
Fisty-Wist はレッドがその場で作った造語かな。語源はfistは「鉄拳」「げんこつ」って意味。それを幼児語風にfisty-wistって言ったのかなあと。
要するに、ブーバーに「おねんねちゃんにお戻り」って言われて、「あんたに鉄拳君を紹介してからね」って言い返してるわけ。

こういう何気ないやりとりもフラグルロックの醍醐味です♪


そうそうそう、この回モーキーのペット植物ランフォードがロックホッケーの試合見て楽しんでるの♪
動画シーンでもゴーボーの後ろにランフォードがいて面白そうに練習を見てるのが分かるかと。


ではでは、この回のリスニングをあとちょっとだけ。
ブーバーったらレッドのために「ランララララ♪」って子守唄歌ってるんだけど、このランララララって歌い方が、も~めちゃくちゃキュートなのよ~~~っ(ノ≧∀≦)ノ!!

で、ブーバーがちょっと席をはずした隙にベッドから抜け出したレッド。
ブーバーは身代わりの人形の脈を取りながら、

“ Red,I forgot to take you pulse before I left.Oh,dear me,your pulse has gotten weaker...Mush weaker! Oh dear,Red,you better wake up! Get the old pulse running.This is terrible! She must have slipped into a coma! Red had slept into a coma! It's just happens! ”
 「レッド、出てく前にキミの脈をとるのを忘れていたよ。脈が弱くなってる・・・とても弱く。大変!レッド起きて!脈拍をあげなきゃ。大変!こん睡状態になってるんだ! レッドがこん睡状態に! なんてことだ!」
 pulse...脈拍
 slip into a coma・・・昏睡状態に陥る

そこへモーキーがレッドを連れて帰ってくるの。

“ I have been bamboozied! My medical expertise has been trifiled with!”
 「竹の人形?! ぼくの医学的専門技術を弄ぶなんて!」
 expertise…専門的技術
 trifile…もてあそぶ、,翻弄する

騙されていたと分かった後のブーバーが、たまんないのっ!


レッドは夢の中でハンナにプレイできないと言うと “ That is a quilt’s reason.You are quitter.You play till it hurts,and when it hurts real bad,you gotta play real good. ”と言われ、 “ I don't care how much it hurts. ”と答えちゃう。
試合当日、レッドはゴールキーパーの格好なら誰か分からないと気づいて、おばかフィーニーと入れ替わるの。
2012y06m30d_161234143.jpg
確かにこれじゃあ顔が分からないよね(ノ∇≦*)


今回はウェンブリーがいつもと違う格好をしてるのもみどころのひとつ。
2012y06m30d_161006365.jpg
審判の格好のウェンブリー(ノ≧∀≦)ノ

試合中レッドにルール違反だと笛が。

 unnecessary seriousness, pure naughty naughty

必要以上にシリアスになったら反則だって!!(笑
これ、マペット全体のルールかも~(ノ∇≦*)

結局レッドは期待に添えないと正体を明かし、ハンナはがっかりどころか “ You look too smart for this.This is just a game. ”って言うの。


博士Discretion is the better part of valor.

思慮分別が勇気だってことね。
諺「君子危うきに近寄らず」を英語で言うと、これです。



― この回のキーワード ―

 quit・・・ 断念する、やめる、立ち退く、引退する
 quitter・・・簡単にあきらめる人、放棄する人
 injure・・・怪我をする
 injured・・・怪我をした



最後にトリビアを。

DVDのインタビューでレッド役のKaren Prellさんがこの回のことを話しています。
本来はウェンブリーの話を予定してたんだけど、ウェンブリー役のSteveさんが手を怪我したため、急遽ストーリーのアイデアがないかと言われ、この話を思いついたんだそうです。
Steveさんが怪我で演技ができないので、スプロケットも口を怪我して包帯ぐるぐる巻きになってるんですねー。
なので、ウェンブリーのシーンは別のマペッティアが動かしていて、声だけ別録りだそうです。
(実はこの逆パターンが37話『Red's Club』。Karenさんが緊急手術を受けることになって代わりにSteveさんがレッドを動かしているそうです)
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