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フラグルロック25話『Wembley’s Egg/ママになったウェンブリー』のリスニング [フラグルロックで英語勉強]

フラグルロックのリスニング、今回は『 Wembley’s Egg 』を選びました。
Henson Company 公式動画をどうぞ~♪

Fraggle Rock "Wembley's Egg"


約4分あります。後半は歌ですが、その前に2分30秒ほどフラグルたちのやりとりがあります。
動画のシーンは鳥の卵がフラグルのプールに落ちてきた後のシーンなのですが、これが何か分からないから誰も触るなってゴーボーが言うと、ウェンブリーが木の生き物(tree creature)に属するもので、大きいのが長い間その上に座ってると小さいのが出てくる、つまり赤ちゃんのおうちだ、って言っています。
ウェンブリーの言っていることは正しいのですが、誰も「卵」を知らないから大笑いされるというシーン。

このシーンから分かること
 ・フラグルは「卵」を知らない
 ・よってフラグルは卵からは生まれないのであろうと推測される
 ・鳥のことをウェンブリーはTree Creature (木の生物) と言っている


 ウェンブリー “ It’s a house for babies. ”
 ブーバー “ It doesn’t even have any windows. ”
 レッド “ And it doesn’t have any doors, either. If it’s in there, how would it get out? ”
 ゴーボー “ Yeah! And how would it breathe? ”
 ブーバー “ Where would it get its lunch? ”
 ウェンブリー “ I don’t know! All I know is that there’s a baby in there! ”
  「赤ちゃんのおうちだ」
  「どこにも窓がないじゃないか」
  「それにドアもないわ。どうやって外に出るのよ?」
  「そうさ。それにどうやって息をするんだよ?」
  「どこから昼食をとるのかな?」
  「知らないよ! ぼくが知ってるのはその中に赤ちゃんがいるってことさ!」

ストーリーは単純。
鳥の卵が落ちてきて、ウェンブリーがヒナの世話をし、最後に親鳥の許に返す話。

この回は全体的に比較的聞き取りやすいです。そうは言っても、聞き取れずに聞き直した個所は勿論いくつもあって、動画部分でもレッドの台詞がうまく聞き取れませんでした。

 レッド “ Well, whatever it is, let’s get it out of there. I’ve got a swimming class to run, remember? ”
  「それがなんであれ、ここから出しましょう。スイミング教室を続けなきゃだもん」

聞き取りづらかったのは to run の部分。簡単なのになあ。

あと、みんなが大笑いしてるシーンのゴーボーとレッドの台詞。ここも簡単なことしか言っていないのに「?」になって聞き直した部分です。

 ゴーボー “ We’re his friends, we should stick up for him. ”
 レッド “Yeah, we are,we should. Except you have to admit, he does look pretty funny!”
 ゴーボー “ He sure does!! ”
  stick up for…支持する, 弁護する

分かればどこが聞き取りにくかったのかと思うけれど、ここねー、笑いながらの台詞なのと、him って「イム」に省略発音されちゃうせいだと思うんだよね。
  「ぼくたちは彼の友達だから、彼の味方になってあげなくちゃいけないんだろうけど」
  「そう、そうしなきゃ。それはそうとして、どう見たっておっかしいわよ!」
  「ホントホント!」
ってなかんじかな。


笑われたって気にしないもん、眠くなってきた、お休み~って子守唄を歌うウェンブリーがかわいいなあ♪

 ウェンブリー “ Tree creature! Get some sleep in there. You’ll need all your strength when you come out. ”
  「ツリー クリーチャー! 中でお休み。出てくるときに体力がいるからね」


この回のタイトルはWembley's Egg だけど、フラグルは誰も卵を知らないので egg という単語が出てきません。(ゴーグ王子は“ I’ll get that egg for Daddy’s dinner! ” 「あの卵を 父上の夕食にしよう!」なんて言って井戸(well)に落っことしてしまい、鳥に襲われてますが)


個人的にはこの動画より前の部分、卵が落ちてくる前のウェンブリーとブーバーのシーンが傑作だと思うので、その部分のリスニングもあわせて書いておきます。

ウェンブリーは何とも言えない気分。
レッドは水泳を教え、ゴーボーは探検話、モーキーは自作の詩を読み、ブーバーは料理を、って具合にみんな重要な役目があるのに自分にはそれがない。「ひとりなのに誰とも話したくない。おなかすいてるのに食べたくない。頭では寝たいのに足は遊びたい。そんな感じ」だって。
そこでブーバーが助けにきます。

 ウェンブリー “ I guess I’ll just sit here and stare at the ceiling forever! ”
 ブーバー “ Wembley! I found you in my book. You have all the symptoms of someone whose life has no meaning. ”
 ウェンブリー “ Oh, well, I’ll just have to get some then. ”
 ブーバー “ Are you kidding? Finding meaning is one of the most difficult things you can do! You have to search and suffer, and struggle and strain. ”
 ウェンブリー “ Gee. Does it really have to be that hard? ”
 ブーバー “ Wembley, yours is a hard, torturous journey. We’re not talking about something that’s just gonna fall out of the sky. ”
  (卵が落ちてくる)
 ウェンブリー “ What was that you said about the sky, Boober? ”
   stare at…じっと見る, 眺める, 睨む
   ceiling…天井
   symptom…症状
   torturous…「長くて複雑な」「曲がりくねった」「著しく痛みが強い」ってな意味
 「ここに座って一生天井を眺めていよう」
 「ウェンブリー! 本の中にきみを見つけたよ!きみは『人生は意味がない』というひとの症状とぴったりだ」
 「えっと、じゃあ、なにか意味を見つけるよ」
 「正気か?意味を見つけることは最も難しいことのひとつだよ! 探し回らなきゃならないし、苦しまなきゃならないし、戦って、精いっぱい努力しなきゃならないんだ」
 「うわあ、そんなに大変だなんて思わなかった」
 「ウェンブリー、きみのは大変で複雑な道のりさ。天から降ってくるものじゃないんだ」
  (卵が落ちてくる)
 「天から降ってきたよ、ブーバー」

何気ないけど傑作なやりとりだと思う。人生の意味を見つけるのは最も大変なことで、天から降ってくるような簡単なものじゃないだって(ノ∇≦*)そりゃそうだけどさ~


で、動画のシーンにつながります。
動画後のヒナが卵から孵った後のシーンは次回のリスニングに持ち越し~♪



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