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フラグルロック1話『そとの国ってどんなとこ?(原題 Beginnings)』のリスニング その2 [フラグルロックで英語勉強]

第1話『 Beginnings 』(邦題「そとの国ってどんなとこ?」)のリスニングです。2回目。

かつてNHKが4巻だけ出したフラグルロックの日本版ビデオのひとつがこれですが、私は持っていないので、どう吹きかえられていたのか私は分かりません。
当ブログのリスニング記事に書いている日本語訳は全て私の意訳です。(吹き替え訳を覚えてるものには注意書きをしています)



~ レッド、ウェンブリー、ブーバーの初登場シーン ~

レッドの第一声はこれです。

 レッド “ Hey, Wembley! I bet you I can get from here to your room without touching the ground! ”
  「ウェンブリー。賭けるわ、わたしここからあなたの部屋まで地面に触らずに行けるんだから!」

簡単な英文なんだけど、移動を表すのにgetという簡単な単語を使うのかー。(goとかmoveとかじゃなく)

レッドはターザンよろしく蔦ジャンプを始め、ゴーボーの部屋で落っこっち、ウェンブリーが駆け込んできてレッドとともにさらに落っこちちゃう(ノ∇≦*)
そこへブーバーが「警告」と言いながらやってきます。

 ブーバー “ Warning! Warning to all! Oh,excuse me. Sorry. Oh, terribly sorry. Listen, everybody.I just read in my book of superstitions that it’s unlucky to tug your tail! ”
 ウェンブリー “ Unlucky to do this? ” 
 ブーバー “ Don’t do that! It’ll bring death and pestilence! ” 
  superstitions…迷信
  pestilence…悪疫,疫病
 「警告!警告だよ、みんな!(レッドにぶつかって)あ、ごめん。(ウェンブリーにぶつかって)うわっ、ごめん。聞いて、みんな。ぼくが読んでる迷信の本によるとしっぽを掴むのは不幸だって!」
 「(自分のしっぽをぐいと掴んで)これが不幸?」
 「やめなよ!死と災いをもたらすんだぞ!」

レッドやブーバーがどんな性格なのかを一発で説明しちゃいました(ノ∇≦*)あはは


~ マットおじさんとゴーボー ~
もういっかい動画をどぞ♪


ふたりは歌いながら博士の部屋へ通じる穴へ

 マット “ We must venture out into it. It is our destiny!” 「外の世界へ踏み出そう。我々の運命だ!」
  venture…思い切って試みる、ベンチャー

ゴーボーは“ Did you say WE?!”WE に反応します(ノ∇≦*)
ここで一瞬(マットはゴーボーと一緒に冒険へ出るつもりだったのか)と思ったんだけど、次のマットの台詞でそうじゃないことが分かりました。

 マット “ Absolutely. I shall fully explore the reaches of Outer Space, taking notes all the while, and send messages back to you. Every few days you must go into this first room and pick up the messages. ”
  「その通り! わしは外の世界をくまなく探検し、全部記録して、おまえにメッセージを送ろう。2・3日おきにこの部屋に入って行ってメッセージを受け取るんだぞ」

このreach は範囲を表してるんだと思う。shallを使っているし、いかにも外の世界を探検するのがマットの運命ってカンジだね~o(*⌒―⌒*)o

 マット “ Promise me you’ll do that, boy. ”
 ゴーボー “ Uncle Matt, I love you very much, but not even for you would I go out into that room, why, there’s nothing in Fraggle Rock that could force me to go into that room. I will not go! ”
 マット “ Thank you for promising me. ”
 ゴーボー “ I knew there was way out. You’re welcome, uncle Matt.”
 「やると約束してくれ」
 「マットおじさん、ぼくおじさんのこととっても好きだよ、でもぼくがその部屋へ入るって、なんで、ぼくがその部屋に入らなきゃならないのさ。ぼくは行かないよ!」
 (ゴーボーの話を聞いていないマット)
 「約束してくれてありがとさん」
 「こうなるって分かってたよ。どういたしまして、おじさん」

ん~っと、ゴーボーの “ I knew there was way out.” が「んん~?」ってなりました。前述の“ We must venture out into it.”もそうだけどout という単純な単語って自分じゃ使えないし、どう訳したらいいか分かりません。
状況から上のように意訳したけど、「解決策はそれだって分かってた」「言うだけムダだった」「やっぱりなー」みたいな、諦めの気持ちが入った台詞かなと思う。


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いざ 博士の部屋へ

 マット “ The first creature I encountered in outer space was four-legged and furry. It had great sharp teeth, and a fearsome breath.”
 「外の世界で最初に出くわした生き物は4本足のけむくじゃらだ。鋭い歯があって、おっそろしい息をしておる」
彼(スプロケット)のことです↓
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かわいい~っ(っ*≧▽≦)つ
しかしなんで日本版では「マック」ってつけたんだろう?


~ 外の世界 Outer Space(アウタースペース)、こと私たちの世界 ~
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 マット “ Excuse me, sir. Sorry. Terribly sorry. I hope I didn’t startle you.”

startle(びっくり仰天させる)なんてマットの使う語が大げさだし、消火栓に話しかけてるのがおかしいんだけど、それは置いといて、ここであることに気づいちゃった。
この“ Sorry. Terribly sorry.” が前述のブーバーの台詞と被っているの!ブーバーもマットも同じ Dave Goelz さんだからかな?
 ブーバー “ Sorry. Oh, terribly sorry.”
 マット “ Sorry. Terribly sorry.”
ね?
こういうさりげない台詞被せってフラグルロックには結構多いんだよ~o(*⌒―⌒*)o



~ モーキーの初登場シーン ~
マットが外の世界へ飛び出し、ゴーボーは2・3日おきに博士の部屋へ訪れなきゃならなくなっちゃいました。
でもゴーボーは不安でたまりません。

 モーキー “ Gobo, what’s wrong? You haven’t been yourself at all recently.”
 ゴーボー “ I guess, it’s my uncle, travelling Matt. I’m really worried about him.”
 モーキー “ Oh! He’s out exploring dangerous caves again, huh? ”
 ゴーボー “ No, nothing like that. It’s just that, well, I don’t want to talk about it. It’s…it’s too awful.”
 モーキー “ I understand, Gobo. There are times when one must work out one’s own problems. Don’t worry. We’ll all leave you completely alone. ”
 「ゴーボー、どうしたの? 最近ちっともあなたらしくないわよ」
 「ぼくのおじさん、トラベリングマットのことでね。すごく心配なんだよ」
 「彼、また危険な冒険に出てるのね?」
 「そういうことじゃないんだ。ただ、その、そのことは話したくないって言うか…すっごく恐ろしくて」
 「分かったわ、ゴーボー。人は自分の問題をひとりで解決しなくちゃならない時がある。心配しないで、あなたをひとりっきりにしてあげるわ」

ここも out だ~。work out これは素直に「解決する」の意味だよね。

ちょっとまとめておこう。これまで出てきた3つの台詞。
We must venture out into it.
I knew there was way out.
One must work out one’s own problems.


モーキーが去った後、
 ゴーボー “ I gotta tell you, Mokey, when you’re wrong, you’re really wrong. I could sure use some help. I’d even take help from the Doozers, if they could give it.”
 「モーキー、君に言いたいよ、「君が間違えている時は本当に間違ってる」って。ぼくは助けてほしいんだ。ドーザーの助けすら欲しいくらいなんだ、できるならさ」

ここもモーキーの “ Gobo, what’s wrong?” とゴーボーの“ Mokey, when you’re wrong, you’re really wrong.” が被ってます(ノ∇≦*)




~ ドーザーとドーザービルの説明 ~
建築中のドーザーたち。

 ウェンブリー “ Gobo, why do you suppose Doozers build the buildings Doozers build?”
 ゴーボー “ Oh, I don’t know, Wembley, but they sure build them around you, you’re trapped.”
  「ゴーボー、どうしてドーザーはドーザービルを建てるんだと思う?」
  「さあね。でもウェンブリー、彼らは君の周りにビルを建ててる。きみ出られないよ」
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 ウェンブリー “ Gosh, you’re right. It’s a good thing. I’m hungry. I can eat my way to freedom. You know, Doozer construntions sure are delicious. I always have wondered why the Doozers don’t mind us eating them, though. ”
 「あれ、ホントだ。よかった。おなかすいてるんだ。自由への道を食べるぞ。ドーザーの建築物っておいしいんだよね。ぼくいつも不思議なんだ、どうしてドーザーはぼくたちが食べても気にしないんだろうって」

ドーザーは“ Architecture is meant to be enjoyed. ” 「建築とは楽しみを意味する」だって(ノ∇≦*)


ゴーボーはこのあとゴミーさまのところへ行きます。
続きは次回♪



― 今回の使えそうなフレーズ ―

 モーキーの台詞から
 There are times when one must work out one’s own problems. 「人は自分の問題をひとりで解決しなくちゃならない時がある」
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