SSブログ

フラグルロック30話『Boober's Dream/夢で出会ったぼく』 その1 [フラグルロックで英語勉強]

フラグルロックには時々登場するインパクトの強いサブキャラがいます。カンタスしかり、偉大なジョンしかり、ランフォードしかり。
そして忘れちゃならないのが、ハッピー!
日本版ではハッピーといっていたんですが、オリジナルではサイドボトム(Sidebottom) といいます。
ハッピーことサイドボトムという名前は、彼自身曰く、

  “ I’m Sidebottom. The one and only! You see, I’m the fun side of Boober. But he always keeps me on the bottom. So I call myself Sidebottom. ”
 「ぼくはサイドボトムだよ。最愛のね!ブーバーの楽しい面なんだ。でも彼ったらいつもぼくを奥底に閉じ込めてるんだ。だからサイドボトムっていうんだよ」

とのことなので、ここではサイドボトムと書きます。
サイドボトムはブーバーの潜在意識にいる分身です。ブーバーは神経質で心配性だけど、サイドボトムは楽天家で楽しいことが大好き。
サイドボトムはシーズン2で初めて登場し、シーズン2の最後にもう一度登場、さらにシーズン4でまた出てきます。彼が出てくるときはいつもブーバーと一緒で二人揃って主役。ブーバーの多面性を示す重要なキャラクター。

ってわけで、このサイドボトム初登場の回のリスニングに挑戦。


30話『Boober's Dream(邦題「夢で出会ったぼく」)』(コンプリートDVDシーズン2の1枚目に入っています)


この回のトリビアを。

 ・フラグルの誓い(The Solemn Fraggle Oath )がこの回でも出てくる。
  (フラグルの誓いの言葉は Weeba Weeba, Woppa Woppa, Garpox Gumbidge, Whoopee! 「ウィーバ ウィーバ ウォーパ ウォーパ ガーポ ガンビッジ ウーピー!」ですヨ)

 ・マットのシーンでヘンソン映画「ダーククリスタル」が映る

 フラグルは夢を分け合うことができる
2013y04m17d_160434460.jpg
 誰かの夢の中に入るときの儀式。頭同士をくっつけて“ Dream a dream and see.What a dream can be. ” と歌いながら眠る。


フラグル用語
 Fraggle Freeze…いわゆる「こおり鬼」


まずは日本語でストーリー紹介です。


笑いながら寝ているブーバー。恐ろしい悪夢を見るんだという。そこにはサイドボトムというおぞましいフラグルが出てくるらしい。
ゴミーさまに相談すると、ウェンブリーに夢を見せて意見を聞けという。
ウェンブリーはブーバーの夢の中でサイドボトムに会うけれど、底抜けに楽しいサイドボトムをすっかり気に入っちゃった。でも彼には友達がいないと知り、また会いにくるよと約束。
これじゃあ困る、サイドボトムを追い出さないと眠れないというブーバー。
今度はみんなでブーバーの夢の中へ。みんなも楽しいサイドボトムをすぐに気に入るけれど、サイドボトムはみんなとずっと一緒にいたくて、ここから出て行けないように動けなくしちゃった。
なんとかしなくちゃ。ブーバーはサイドボトムを押さえつけて、彼を制することに成功。でもサイドボトムは「いつだって最後にはキミが勝つ」って。争う必要はないのだと気づいたブーバー。だってサイドボトムは自分なんだから。
サイドボトムは友達の前では馬鹿みたいに騒がないと約束し、夢から開放され、ブーバーと一体化したのでした。



今回は博士のシーンをやるけれど、博士はなんとフラグルの夢を見ちゃうんです!
では早速。

― 博士と犬のシーン ―

 キーワード
  furry creature…毛皮で覆われた生き物
  long tail…長いしっぽ
  a pair of red-and-white-striped socks…赤と白の縞々ソックス
  dream analysis book…夢分析の本


~ 前半部 ~
奇妙な夢を見たという博士。小さくてふわふわでしっぽのある生き物が赤と白のストライプの靴下を渡す夢。
そう、博士はフラグルの夢を見たのです!
・・・と朝食中にピンポ~ンとチャイムの音。

 博士 “ No. Who can that be at this hour? Can’t a man and his dog eat a quiet breakfast without people always… ”
  「こんな時間に一体誰が? 一人の男と犬が静かに朝食を食べようとするといつだって誰かが・・・」

前半部で一番難しかったのがここ。朝ごはん中なので「どこのどいつが朝早くにチャイム鳴らすんだ?」って愚痴ってるわけね(ノ∇≦*)
チャイムの主はネッド。なんと赤と白のストライプの靴下が落ちてたぞと渡しにきたので、博士はびっくり。
これで靴下の夢の謎は解けた。じゃあ、あの生き物はなんだ? 何を意味するんだ?

 博士 “ There’s no doubt about it, if we paid close attention to our dreams. ”
  pay close attention to…細心の注意を払う
  「我々は自分の夢にちゃんと注意を払わにゃならんってことだな」


博士が夢分析の本を探している間にゴーボーがハガキを取りに来ます。でも博士はいつものように全然気がつきません。夢で見た生き物がすぐそこにいるってのにね~っ!



~ 中間部 ~
博士の持っている夢分析の本(dream analysis books) には昆虫のように飛び出した目と長いしっぽのあるおかしな生き物(funny looking creatures that high with bug-out eyes and long tails) の夢は載っていないって言っています(ノ∇≦*)
その代わり、こんなことを言っているの!

 博士 “ It says little creatures that high who are green and wear helmets are symbols of work and creativity. ”
  「緑色でヘルメットを被った小さな生き物は仕事と創造のシンボルだと書いてある」

こりゃドーザー のことじゃないか!
しかし博士はドーザーの夢を見たわけじゃないので、夢で見たフラグルのことを思い出しています。
「大きな洞窟に住んでいて…いや、ロック、それだ!彼らは大きなプールで泳いでいた!」だって!!

 博士 “ Now where did my subconscious mind dig up an image like that? ”
  subconscious…潜在意識の
  「私の潜在意識のどこからこんなイメージが沸いてきたんだ?」

ここでsubconsciousという単語を出して、サイドボトムの存在を示唆しているんですね~。


 博士 “ I can’t get my mind off that bizarre dream with these happy little creatures swimming and playing games. ”
  can’t get my mind off that… ~が頭から離れない
  bizarre…奇怪な、異様な、 信じられない
  「あのハッピーでちっちゃな生き物が泳いだり遊んでいる夢が頭から離れない」

bizarreという単語も後でマットのシーンに出てくるので押さえておこう。



~ 後半部 ~
一日中夢分析の本を読んだけれど、どこにも小さくてふわふわで長いしっぽのある生き物のことは見つけられなかったという博士。ちょっと長いですが、博士が夢でフラグルを見てそれについて言及している場面なので書いてみます。

 博士 “ Perhaps these creatures represent part of myself. Happy, carefree, furry. All I know is dreams are at least a little bit true. Right, Sprocket? Someday I’ll figure out why I dreamed about these silly creatures. Yes, Sprocket. One day I’ll understand! ”
  「たぶんあの生き物は私自身の一部を表しているんだ。ハッピーで、陽気で、ふわふわで。私に分かるのは、夢は少なくとも真実を含んでいるってことだ。そうだろ、スプロケット?いつか分かるさ、どうして私があのおかしな生き物を夢に見たのか。そうさ、スプロケット、いつか理解するだろう!」

ここで注目!
いつもならフラグルが博士たち人間のことを silly creatures(おかしな生き物) と言うんだけど、ここでは博士がフラグルのことを silly creaturesって言っているんですヨ!

博士がフラグルを理解するのは最終回までおあずけですねo(*⌒―⌒*)o


サイドボトムが出てくるフラグルのシーンは次回~♪



コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:キャラクター

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0