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フラグルロック63話『Born to Wander(ぼうけんマット誕生)』のリスニング その2 [フラグルロックで英語勉強]

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マットに恋するストーリーテラーで始めてみました(ノ≧∀≦)ノ

さて

63話『Born to Wander』 日本版タイトルは「ぼうけんマット誕生」(コンプリートDVDシーズン3の3枚目) 

前回は博士と犬のシーンをやりましたので、2回目の今回からはフラグルのシーンをやりましょう。
マットの若い頃の話です。


― フラグルのシーン ―

ゴーボーの部屋。ストーリーテラーを囲んでみんなが集まっています。
「マットおじさんの話をしてよ」というゴーボーに、レッドが「また~?!」ってうんざりしてるところから(ノ∇≦*)

 ゴーボー “ It’s my turn to choose, right? ” 「ぼくが選ぶ番だ。ね?」
 ウェンブリー “ Right. Right.” 「そうそう」
 モーキー “ That’s only fair, Red.” 「フェアにいきましょ、レッド」
 レッド “ Oh, okay. I guess I can use the sleep.” 「オーケー。寝ててもいいかな」

んと、レッドの台詞の “ I can use the sleep” という使い方だけど、can[could] use ○○ って「○○が是非欲しい」「○○があると助かる」「○○をもらえると嬉しい」っていう意味だよね。
例えば、I can [could] use a cup of coffee. で「 コーヒーを1杯いただけますか」になる。これを使うことができるって訳しちゃうとヘンな感じになっちゃう。「コーヒーを1杯使用できる」なんて言わないもんね。
can [could] use で「もらえないかなぁ」「欲しいなぁ、ちょうだい」ってな感じ?
レッドの“ I guess I can use the sleep.”も、マットおじさんの話なら私は寝てたいわっていうことだと思う。

レッドは横になり、他のみんなはストーリーテラーの話を聞きたがります(ノ∇≦*)

 ゴーボー “ Well, tell us about how uncle Matt became an explorer.”
 スチーリーテラー “ Oh, by following his uncle Gobo, of course. Now, as I was saying…”
 ウェンブリー “ Uncle Gobo?!”
 ゴーボー “ Yeah. My uncle’s uncle. I’m named after him.”
  「マットおじさんがどうやって探険家になったかの話をしてよ」
  「それはゴーボーおじさんの跡を継いだのよ、モチロン。さあ私の話を・・・」
  「ゴーボーおじさん?!」
  「そうなんだ。ぼくのおじさんのおじさん。ぼくは彼の名前をもらったんだよ」

ってことなんですが、ずっと書こう書こうと思っていて書かなかった explorer についてここで書いておこう。
マットおじさんは explorer です。
  explorer …探検家
何が言いたいのかっていうと、冒険家なら adventurer じゃないかと。
でもマットおじさんもゴーボーも explore 「探検する」「調査する」という単語は使うけれど、adventure「冒険する」という単語は使っていないの。
日本版では「冒険マット」なんだけど、正しくは「探検マット」
(「冒険」のほうが日本人受けがよさそうだからそうしたのかな?)
ここでは「冒険マット」という名前以外は、オリジナル重視で「探検」でいきたいと思います。


 ゴーボー “ Tell us about Uncle Matt’s first big trip.” 「マットおじさんの最初の旅の話をして」
 レッド “ And stumble and fall.” 「そしてつまずき落っこちる、と」
  stumble…「つまずく」「よろめく」「つかえる」「ひょっこり気づく」

マットの話になると必ずレッドがつっこむんだよね(ノ∇≦*)あはは!

そうそう、この stumble という単語、実はラジエーターが動いた後の博士の台詞にも使われていて “ I just stumbled into the right solution.” 「偶然正しい解決に転がった」って言っているんだけど、これは「偶然の出会い」「ひょっこり気づく」の意味だと思う。


ストーリーテラーはマットの話をし始めます。「現在のマットは崇高な白髪に華麗なボディ」なんてキラキラおめめで言っていて大笑いです(ノ≧∀≦)ノ
冒頭の写真をもう一度どぞ。
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“ His magnificent white hair, his gorgeously graceful body”

でもこの話はマットが若い頃。

 ストーリーテラー “ With a full heavenly head of beautiful blond hair ”
  「美しいブロンドヘアーの絶妙な頭をしてたの」

はいはい、もういいよ(笑

では昔話の始まり始まり。

マットとゴーボーおじさんの部屋(今のゴーボーとウェンブリーの部屋)
石がゴーボーおじさんに当たって “ Drat!” と言っています。(これ、1話で頭を悩ませた単語として書いたやつ。「ちぇ!」「いまいましい!」って意味)
謝るマットだけど、この回はとにかくマットが謝るシーンが多くその台詞が毎回凝っているので、書き出してみようと思います。

 ~マットの謝り方 その1~
  “Oh, deepest apologies, Uncle Gobo. My problem, I’m sure. ” 

ロッククライミングをしていたマット。

 ゴーボーおじさん “ Give it up, boy! ” 「やめてしまえ!」
 マット“ But, why? Is this something wrong with my technique? ” 「どうして?ぼくの技術に問題あるの?」
 ゴーボーおじさん “ Yes…YOU! ” 「問題は・・・おまえだ!」
 マット “ Good! I can work on that! ” 「よかった!ぼくがんばれるもん!」

むー。どう訳そうか悩んだシーン。特に “ I can work on that! ” の部分。
ゴーボーおじさんはマット自身には向かないからやめろと言ってるんだと思うけど、マットは問題がぼくなら頑張ればできると都合よく解釈してるんだと思う。

次に床の岩に躓いたゴーボーおじさん。どうして床にこんな岩があるんだと尋ねると、「ぼくのロックコレクションの巨大石の一部」って。

 ゴーボーおじさん “ The biggest rock around here is in your head! ” 「ここらで一番でかい岩はおまえの頭だ!」
 マット “ Do you mean that it’s all mental? ” 「それって精神論?」

あははは(ノ≧∀≦)ノ

ここから怒涛の会話展開が始まるの!
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 ゴーボーおじさん “ Listen carefully. YOU’LL NEVER BE AN EXPLORER!! ”
 マット “ Never? ”
 ゴーボーおじさん “ Never! ”
 マット “ I admire the way you test my conviction, Uncle Gobo. I only hope I can be as good as a teacher when my turn comes. ”
 ゴーボーおじさん “ Oh! Why do I even try?! ”
 マット “ Brilliant!! Why do I even try?! I must write that down! ”
  「よく聞きなさい。おまえは絶対に探検家にはなれない!」
  「絶対?」
  「絶対だ!」
  「ぼくの信念を試そうってんだね、すごいや、おじさん!ぼくもいつかそんな風にうまい先生になろうっと」
  (絶望して壁石に頭をぶつけながら)「うー。なんでわたしがそんな真似するんだ?!」
  (真似して頭をぶつけながら)「すげー! 『なんでわたしがそんな真似するんだ?!』 書いておかなくっちゃ!」

訳のマズさはちょっとおいといて、この噛み合ってなさっぷりを伝えたい!!(ノ≧∀≦)ノ!!
いやあ、まー、日本版では多分「すげー」なんて言ってないと思うし、“ Why do I even try?! ” もどう訳そうか迷うんだけど、「間違ってもするか、そんなこと」ってな意味かなと思ったんだけどどうだろう。

マットがノートに書き写していると、マーリィが「ストーリーテラーから借りたペンを無くしたから一緒に探して欲しい」とやってきます。マーリィとゴーボーおじさんはマットに見つからないように爪先立ちでこっそり抜け出そうとするけれど、見つかっちゃうの。

 ゴーボーおじさん “ No! No! Not necessary at all. ” 「だめだ!おまえは全然必要ない!」
 マット “ But I learn something every time I go with you. ” 「でも学ぶためにいつもおじさんと一緒にいるんだ」
 ゴーボーおじさん “ Very well. But, KEEP YOUR DISTANCE! ” 「よし。だが、近寄るな!」

ゴーボーおじさんはさっさとマーレィと共に行き、マットはおじさんを探し、ぶつかります。

 ~マットの謝り方 その2~
  “Ooh, I’m sorry. Pardon me. I’m sorry. ”


 ゴーボーおじさん “ Watch where you’re going, dolt. No getting’ away from him... ”
  dolt … うすのろ、まぬけ
  「気をつけろ、うすのろ。やつから逃れられんもんかいな…」

ペンを探しているマーレィはここでフラグルペディアのことを言ってます。 ゲームのリストを書くために借りたって。で、このマーレィを演じてるのがカレンさんなんだヨ(ノ≧∀≦)ノ

いちいちゴーボーおじさんの真似をしてるマットがおかしくてかわいい~(ノ∇≦*)
おじさんがペンを発見するんだけど、マットが代わりに取ってあげようとして壊しちゃいます。

 ~マットの謝り方 その3~
  “Oh, dreadfully sorry. I take full responsibility. ”


そこへマッシュルーム採集隊からの悪いニュースが。食べられるマッシュルームがどこにもないって!
で、この採集隊の台詞が分からなかったところなんだけど、

 “ There’s a fungus on the fungus! There’s no mushrooms left to eat! ”
  fungus…真菌類、かび類、キノコ、茸

うぬー、これどう訳せばいい?
後半は「食べられるマッシュルームがない」でいいだろうけど、前半が分からん。
マッシュルームがカビてるってこと??


ここで現在に戻り、レッドが「マッシュルーム? ラディッシュはどうしたのよ?」って尋ね、ストーリーテラーがこの頃はまだラディッシュを知らない頃で、ドーザースティックとマッシュルームが主食だったって言っています。
話の続きを聞きたがるみんな。

 ストーリーテラー “ Well, Uncle Gobo determined to scour the caves for a new scour of mushrooms for the Fraggles. Now, naturally, Uncle Gobo shoed Matt, his number-one apprentice, to be his right hand Fraggle on this arduous trek. ”
  scour …「ごしごし磨く」「こすり落とす」「洗い流す」「捜し回る」「洗掘」「掘られた場所」
  apprentice…徒弟、初心者、実習生
  arduous … 困難な、骨の折れる
  「ゴーボーおじさんはフラグルのために新しいマッシュルーム洗掘場を探し回ることにしたの。そして当たり前だけどゴーボーおじさんは徒弟であるマットを右腕として困難な旅に同行させたのよ」

なあんて言っているけれど、実際は・・・こうです↓

 ゴーボーおじさん“ I thought I told you not to brother coming. ”
 マット “ Oh, no bother at all, Uncle Gobo! ”
 ゴーボーおじさん “ Keep back and don’t follow me so closely. ”
  「わざわざ来るなと言ったと思うが」
  「全然わざわざじゃないよ、ゴーボーおじさん!」
  「後ろに下がってろ。そんなにわしに近寄るんじゃない」

これが本当。ゴーボーおじさんは嫌がってます(ノ∇≦*)
で「Follow me」の歌なんですヨ!

 マット “ ♪ Every morning, I make up my mind. Sticking close behind, I will follow you. ”
  「毎朝ぼくは誓うよ、そばにくっついて、あなたの後をついていくって」

 マット “ ♪ Evey morning ”  朝も
 ゴーボーおじさん “ Down, boy! ” 「下がれ!」
 マット “ ♪ Every day ” 昼も
 ゴーボーおじさん “ Back off! ” 「あっちいけ!」
 マット “ ♪ Every evening, with you all the way. ” 夜も あなたと一緒
 ゴーボーおじさん “ You demon! ” 「この悪魔め!」
 マット “ ♪ I will follow you!! ” あなたを追い続けるんだ!

もー! 
歌の途中からマットはゴーボーおじさんの足にしがみついてます!(ノ≧∀≦)ノ!!

くっつきマットのせいでマッシュルームはまだ見つからず、マットはキラキラ御影石(speckled granite)を見つけて取ろうとするの。

 ゴーボーおじさん “ We’re facing starvation and he’s collecting rocks?! 
  starvation … 飢餓、餓死
  「我々が飢えの危機に瀕している時に石集めだと?!」

マットが石を取ったことで天井が緩み、岩が降って、ゴーボーおじさんの足に!おじさんは動けなくなってしまいます。

 ~マットの謝り方 その4~
  My fault entirely. Blame me. Please.



続きは次回~♪



― 今回の使えそうなフレーズ ―

  ゴーボーおじさんの台詞から「近づくな」「下がってろ」「あっちへ行け」をいくつか(笑

   Keep your distance!
   Get back!
   Keep back and don’t follow me so closely.
   Down, boy!
   Get away!
   Back off!

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