フラグルロック55話『Home Is Where the Trash Is/クズーとボロロの家さがし』 その3 [フラグルロックで英語勉強]
Threadless フラグルロックTシャツコンテストの優勝デザインTシャツが3点発表されています。
ひとつはフラグルロックの各キャラクターが描かれたもの、ひとつはドーザー、もうひとつはブーバーです(ノ≧∀≦)ノ Threadless- FRAGGLE ROCK T-SHIRTS
さて、55話『Home Is Where the Trash Is/クズーとボロロの家さがし』のリスニングの続きをやっちゃおう。
前回は、ゴミーさまにいつもくっついているファイロとガンジが「家に帰る」と言い出し、フラグルロックをウロウロ、モーキーとレッドの部屋を家と決めるもふたりにわたしたちの部屋だと言われ、一旦ゴミーさまの元に戻ることに。2匹は明日になったらまた家に帰るんだと言い、ゴミーさまを怒らせ「おまえたちの顔なんか二度と見たくない!」とファイロとガンジを追い出すまででした。
今回はその続き。不気味な不気味なワンダー・マクムーチが出てきます!
ファイロとガンジが家を探して再びフラグルロックを彷徨っていると、ウェンブリーとぶつかります。
【ウェンブリーとゴーボーの部屋】
ゴーボーは探検に出かけて不在。ファイロとガンジはゴーボーのベッドで寝ようとします。
ウェンブリーは「今晩一日だけだから」と自分に言い聞かせてるけれど、そこへゴーボーが帰ってきちゃった。ゴーボーはしょうがなくウェンブリーのベッドで一緒に寝ることに。2匹が「寝る前のお話して」っていうので、ため息つきながらゴーボーはお話を始めます。マットおじさんのハガキですね~(ノ∇≦*)
マットのハガキは、ゴミかごの中に寝ていたらゴミ収集車に乗せられて海辺のゴミ処分場に連れていかれる様子をマット流に言っています。
マットはゴミかごをホテルだと言い、清掃員をメイド(maid)と呼び、清掃車で運ばれることを誘拐(kidnap)、ゴミ処分場のことは見たことないほど巨大なゴミーさま(the biggest trash heap I had ever seen)だと言っています。
■ rudely 荒々しく、無作法に
" I was spending the night at the charming round-wire hotel when I was rudely awakened. "
「ステキな丸いワイヤーのホテルで一晩過ごしていたら、だしぬけに起こされた」
■ All in all 概して
" All in all, the room service was terrible. "
「全体的にルームサービスはひどかった」
巨大ゴミーさまは知恵はないけれどカモメをた~くさん飼っていた、でも知恵のほうがいいというマット(ノ∇≦*)
それを聞いたファイロとガンジの目には涙が。
ヾ(✿≧◡╹)ノ゙✿~~~【お役立ち台詞】~~~
ファイロ " What’s the matter with you? " 「どうしたんだ?」
ガンジ " Nothing’s the matter with me. " 「なんでもないよ」
ヾ(❀╹◡╹)ノ゙?【うまく訳せない台詞】 ❀~?
ガンジ " Hearing about Marjorie bring tears to your eyes. You can’t fool me. "
ファイロ " Yeah, well, so...Who are you to talk? I didn’t notice you peeling no onions. "
「ゴミーさまのことが話に出てきたところで泣いてただろ。分かってんだぜ」
「そうだな、でも人のこと言えるか? おまえだって泣いてたのはたまねぎ剥いてたからじゃないよな」
■ Who are you to talk? 「自分のことを棚にあげてよく言うよ」ってな意味
翌朝。ゴーボーはウェンブリーに押されてベッドから落っこちました(ノ∇≦*)
2匹は既に起きています。
■ Rise and shine! 「起床!」「さっさと起きろ!」
ファイロ&ガンジ " Rise and shine! "
ゴーボーは2匹にむっとしてこれからは自分のベッドに寝ると断言。「じゃあぼくたちはどこで寝るの?」と尋ねる2匹。ゴーボーがウェンブリーに聞けと言うと、ウェンブリーは寝言で「あっち行って…」って(ノ∇≦*)
2匹は部屋を出て行きます。
■ can take a hint または can get the hint 空気を読む
" We can take a hint. " 「ぼくたち空気読めるから」
canまたはcan'tを伴うことにも注意。単純に「空気読め」「分かってよ~」ならTake a hint.「空気を読む」ってこんな簡単な言い回しで言えるんだね~。
【博士の部屋】
追い出された2匹は再び家を探し放浪。2匹がゴミーさまを見つけたときはただのゴミの塊で、積み上げると生命が宿ったそうです。
博士の部屋の側まで来ると、いい臭いが漂ってきました!家だ~!
でもスプロケットに吠えられて慌てて逃げ戻ります(ノ∇≦*)
【ウェンブリーとゴーボーの部屋】
ゴーボーが2匹を追い出した時にモーキーとレッドはゴミーさまに会っています。ゴミーさまが弱っていることを知ったふたりはファイロとガンジを探して駆け込んできます。ゴミーさまが大変なの、ふたりとも起きて!
【ワンダー・マクムーチのシーン】
ファイロとガンジがいるのは人里離れたどこか見知らぬ場所(in the middle of nowhere)
そこに落ちているゴミを積み上げる2匹。するとゴミは立ち上がり、マクムーチが姿を現します。
マクムーチ " Allow me to introduce myself. McMooch is the name, Wander McMooch. No doubt you’ve heard of me?! "
「自己紹介しよう。私はマクムーチだ。ワンダー・マクムーチ。聞いたことあるだろ?!」
■ Allow me to introduce myself. 自己紹介します
このフレーズ、『コッターピン大ピンチ』でコッターピンがマービンとフィニーに自己紹介する時に出てきたやつだ~。let の代わりに allow to を使うの。(『The Trial of Cotterpin Doozer/コッターピン大ピンチ』)
ワンダー・マクムーチはこんなです。
ぎゃあーっ!
ゴミーさまは2匹の危機を感じ取っています!
2匹は鎖に繋がれてマクムーチを引っ張るソリネズミにされちゃった!
ぐわあ、この不気味さはなんだー!
ファイロ " If only Marjorie the Trash Heap was here! "
マクムーチ " That old dust bag had you for slaves? "
ガンジ " Slaves? We weren’t her slaves! "
ファイロ " We just did things for her. "
「ゴミーさまがいてくれたらなあ!」
「あの古いゴミ婆がおまえらを奴隷にしてたんだな?」
「奴隷? ぼくたちは奴隷じゃない」
「ただ一緒にいただけだよ」
奴隷と何が違うんだと聞かれて、2匹は"We love her! " と答えています。んで、やっと気づくの。自分たちがずっといたあの場所こそが家なんだと。
■ irony 皮肉、アイロニー
ファイロ&ガンジ " Oh, irony! Irony!! "
アイロニーとは観客には明確なのに当人には分かっていないようなことをいう。つまり視聴者には最初から2匹の家はゴミーさまのところだと分かっているけど、2匹はそれが分かっていないようなこと。それを皮肉った台詞かな~(ノ∇≦*)
【ゴミーさまとフラグルたち】
ゴミーさまの周りに5人全員が集まっているのはとても珍しなあ。
■ nemesis 宿敵
ゴミーさま " My boys have been captured by an old nemesis of mine. "
「あの子たちは私の宿敵に捕まっているんだ」
■ scoundrel 悪党、ならず者
モーキー " McMooch! That old scoundrel! "
「マクムーチ!あのならず者ね!」
とモーキーが言っているわけですが、モーキーとレッドは以前ワンダー・マクムーチに会っているんですね。で、マクムーチの弱点も知ってます。マクムーチを止める方法はフラグルしかないっ!だってマクムーチの弱点はフラグルだから(ノ≧∀≦)ノ
【ワンダー・マクムーチの沼】
マクムーチ "Fraggles!? Ghastly little things!! You actually consort with those creatures?"
「フラグル!? あの身の毛もよだつ生き物!あいつらと仲間なのか?」
■ ghastly 身の毛のよだつほど恐ろしい、ぞっとする、実に不愉快な
■ consort 交際する、調和する、同僚、仲間
フラグルは best friend だと言うファイロとガンジ。
■ revolting 胸が悪くなる、不快を催させる、実にいやな
マクムーチ " How revolting!! I can’t stand Fraggles! " 「胸糞悪い!フラグルには我慢できない」
「あんなに愛らしいフラグルを嫌うやつなんているのか?」と不思議がる2匹。でもフラグルが苦手なのことを知った2匹は「フラグルがぼくたちに会いにくるぞ~、ぼくたちを放したほうがいいんじゃないのかな~」とやります。
しか~し、マクムーチは2匹の魂胆を見抜いちゃった!
■ won't wash 通らない、認められない
マクムーチ " You think you can get me free you to avoid Fraggles. Nice try, gentleman, but it won’t wash! You’re mine! Do you hear me? All mine! Ha ha ha! "
「おまえらの考えはお見通した。フラグルを避けるためにおまえらを放すと思ってるんだろ。ナイストライだな、おまえら。だがそうはいくか!おまえらはおれさまのものだ!分かったか?おれさまのものだ!はっはっは!」
「助けてー!!」
そこにフラグル登場!
ヾ(❀╹◡╹)ノ゙?【うまく訳せない台詞】 ❀~?
ゴーボー " Want us to take care of this blowhard for you? "
「大口叩いているおまえの相手をぼくたちがやろうか?」
■ blowhard 「おしゃべりな自慢屋」「ほら吹き」「おしゃべり」という意味の口語表現
ん~と、こういう表現って「んん?」ってなっちゃうところです。これ、Want で始まる疑問形で、頭の Do you が抜けてる形なんだと思う。本来は Do you want us to take care of this blowhard for you? じゃないかと。それを口語的な感じでwantで始めちゃってる気がするんだけど、イキナリこんな表現が出てくると「なんだこれ?」になっちゃうなあ。
この台詞ね、ゴーボーが背後から声をかけてマクムーチをびっくりさせるシーンの台詞なの。
他にも迷ったのが this blowhard for you の部分。つまりblowhard が誰を指しているかってことなんだけど、これがファイロとガンジなら複数形になるだろうから、マクムーチのことだよね?
となると、直訳は「きみのためにぼくたちでこのおしゃべりなキミの世話をして欲しい?」になるんだけど、要するに 「おしゃべり野郎、おまえの相手はぼくたちだ」って言っているんじゃないだろうか。
フラグルに囲まれたマクムーチ
■ One false move and 妙な真似すると
マクムーチ " Wait! One false move and I dive into the swamp with these two!! "
「待て!妙な真似すると、こいつら連れて沼に飛び込むぞ!」
■ have…at bay 獲物を追い詰めて逃がさないという意味
マクムーチ " Well, it seems I have your disgustingly lovable friends at bay! "
「おまえらのこの胸糞悪いかわいいお友達を追いつめてやろうじゃないか!」
loveble という語を聞いてあることをひらめいたファイロとガンジ。2匹は急に態度を変えて「マクムーチ大好き~!」ってベタベタし始めました。「ゴミーさまを愛せないならあなたを愛しちゃうもんね~」だって(ノ∇≦*)
「こりゃフラグルよりひどいや、おれさまをひとりにしてくれーっ!」とマクムーチは2匹を引き剥がしたのでした(っ*≧▽≦)つ
さあ、お家に帰ろう~!
【ゴミーさまのシーン】
寝る前のお話を2匹に聞かせるゴミーさま。
ヾ(✿≧◡╹)ノ゙✿~~~【気になったシーン】~~~♪(ノ∇≦✿)♪
ガンジ " It’s good to be back home? Now that we know where it is."
ファイロ " Yeah. We couldn’t live without you, Marjorie."
ガンジ " No."
ゴミーさま " Oh…yes. Well, boys, I couldn’t live without you, ether.Once you left, I began to die."
ガンジ " Oh. Well, we promise never to leave you again."
「家はなんていいんだろう。今じゃここが家だって分かってるよん」
「うん。ぼくたちゴミーさまがいなくちゃ生きていけないんですぅ」
「うんうん」
「そうかいそうかい。おまえたち、わたしもねおまえたちなしでは生きていけないよ。おまえたちが去ると、私は死んでしまうんだよ」
「ぼくたちもう決して何処にも行かないと約束します」
気になったのは Now that we know~、これ、 We know now that~でもいいんだろうけど、こっちのほうが「今では」の意味が強調されるってことなのかな。
このシーンはねー、ファイロとガンジがめちゃくちゃキュートなのよーっ!三角帽子被った格好も、ゴミーさまにくっついてスリスリしているところも、甘えた声出すところも、とにかくもう、たまりません(っ*≧▽≦)つひゃあ~ん、かわいすぎる~!
― 今回の使えそうなフレーズ ―
ファイロとガンジの台詞から定番表現をいくつか。
What’s the matter with you? 「どうしたの?」「なにかあった?」
Nothing’s the matter with me. 「なんでもないよ」「どこも悪くないよ」
Rise and shine! 「さあ起きた、起きた!」
We can take a hint. 「空気読めるよ」
この回のリスニングの感想
ファイロとガンジはフラグルロックのキャラクターの中でも聞き取りにくい方だと思うのですが、この回はそこまでひどく聞き取れないってことはないかなと思う。他の回で何気なく言っている時の方が分かりにくい気もします。
時間がかかったのは最初のゴミーさまと2匹のシーンとマクムーチが出てきた後のシーン。単語とイデオムを知らなくて詰まりました。例えばwon't washで却下の意味があるなんて知らなかったから。「洗わない」かと(笑
あ、あとbankに「土手」の意味があるとは知らず「銀行って~?」とか(^_^;)
簡単な単語ほど思い込みが邪魔をするんですね~!
ひとつはフラグルロックの各キャラクターが描かれたもの、ひとつはドーザー、もうひとつはブーバーです(ノ≧∀≦)ノ Threadless- FRAGGLE ROCK T-SHIRTS
さて、55話『Home Is Where the Trash Is/クズーとボロロの家さがし』のリスニングの続きをやっちゃおう。
前回は、ゴミーさまにいつもくっついているファイロとガンジが「家に帰る」と言い出し、フラグルロックをウロウロ、モーキーとレッドの部屋を家と決めるもふたりにわたしたちの部屋だと言われ、一旦ゴミーさまの元に戻ることに。2匹は明日になったらまた家に帰るんだと言い、ゴミーさまを怒らせ「おまえたちの顔なんか二度と見たくない!」とファイロとガンジを追い出すまででした。
今回はその続き。不気味な不気味なワンダー・マクムーチが出てきます!
ファイロとガンジが家を探して再びフラグルロックを彷徨っていると、ウェンブリーとぶつかります。
【ウェンブリーとゴーボーの部屋】
ゴーボーは探検に出かけて不在。ファイロとガンジはゴーボーのベッドで寝ようとします。
ウェンブリーは「今晩一日だけだから」と自分に言い聞かせてるけれど、そこへゴーボーが帰ってきちゃった。ゴーボーはしょうがなくウェンブリーのベッドで一緒に寝ることに。2匹が「寝る前のお話して」っていうので、ため息つきながらゴーボーはお話を始めます。マットおじさんのハガキですね~(ノ∇≦*)
マットのハガキは、ゴミかごの中に寝ていたらゴミ収集車に乗せられて海辺のゴミ処分場に連れていかれる様子をマット流に言っています。
マットはゴミかごをホテルだと言い、清掃員をメイド(maid)と呼び、清掃車で運ばれることを誘拐(kidnap)、ゴミ処分場のことは見たことないほど巨大なゴミーさま(the biggest trash heap I had ever seen)だと言っています。
■ rudely 荒々しく、無作法に
" I was spending the night at the charming round-wire hotel when I was rudely awakened. "
「ステキな丸いワイヤーのホテルで一晩過ごしていたら、だしぬけに起こされた」
■ All in all 概して
" All in all, the room service was terrible. "
「全体的にルームサービスはひどかった」
巨大ゴミーさまは知恵はないけれどカモメをた~くさん飼っていた、でも知恵のほうがいいというマット(ノ∇≦*)
それを聞いたファイロとガンジの目には涙が。
ヾ(✿≧◡╹)ノ゙✿~~~【お役立ち台詞】~~~
ファイロ " What’s the matter with you? " 「どうしたんだ?」
ガンジ " Nothing’s the matter with me. " 「なんでもないよ」
ヾ(❀╹◡╹)ノ゙?【うまく訳せない台詞】 ❀~?
ガンジ " Hearing about Marjorie bring tears to your eyes. You can’t fool me. "
ファイロ " Yeah, well, so...Who are you to talk? I didn’t notice you peeling no onions. "
「ゴミーさまのことが話に出てきたところで泣いてただろ。分かってんだぜ」
「そうだな、でも人のこと言えるか? おまえだって泣いてたのはたまねぎ剥いてたからじゃないよな」
■ Who are you to talk? 「自分のことを棚にあげてよく言うよ」ってな意味
翌朝。ゴーボーはウェンブリーに押されてベッドから落っこちました(ノ∇≦*)
2匹は既に起きています。
■ Rise and shine! 「起床!」「さっさと起きろ!」
ファイロ&ガンジ " Rise and shine! "
ゴーボーは2匹にむっとしてこれからは自分のベッドに寝ると断言。「じゃあぼくたちはどこで寝るの?」と尋ねる2匹。ゴーボーがウェンブリーに聞けと言うと、ウェンブリーは寝言で「あっち行って…」って(ノ∇≦*)
2匹は部屋を出て行きます。
■ can take a hint または can get the hint 空気を読む
" We can take a hint. " 「ぼくたち空気読めるから」
canまたはcan'tを伴うことにも注意。単純に「空気読め」「分かってよ~」ならTake a hint.「空気を読む」ってこんな簡単な言い回しで言えるんだね~。
【博士の部屋】
追い出された2匹は再び家を探し放浪。2匹がゴミーさまを見つけたときはただのゴミの塊で、積み上げると生命が宿ったそうです。
博士の部屋の側まで来ると、いい臭いが漂ってきました!家だ~!
でもスプロケットに吠えられて慌てて逃げ戻ります(ノ∇≦*)
【ウェンブリーとゴーボーの部屋】
ゴーボーが2匹を追い出した時にモーキーとレッドはゴミーさまに会っています。ゴミーさまが弱っていることを知ったふたりはファイロとガンジを探して駆け込んできます。ゴミーさまが大変なの、ふたりとも起きて!
【ワンダー・マクムーチのシーン】
ファイロとガンジがいるのは人里離れたどこか見知らぬ場所(in the middle of nowhere)
そこに落ちているゴミを積み上げる2匹。するとゴミは立ち上がり、マクムーチが姿を現します。
マクムーチ " Allow me to introduce myself. McMooch is the name, Wander McMooch. No doubt you’ve heard of me?! "
「自己紹介しよう。私はマクムーチだ。ワンダー・マクムーチ。聞いたことあるだろ?!」
■ Allow me to introduce myself. 自己紹介します
このフレーズ、『コッターピン大ピンチ』でコッターピンがマービンとフィニーに自己紹介する時に出てきたやつだ~。let の代わりに allow to を使うの。(『The Trial of Cotterpin Doozer/コッターピン大ピンチ』)
ワンダー・マクムーチはこんなです。
ぎゃあーっ!
ゴミーさまは2匹の危機を感じ取っています!
2匹は鎖に繋がれてマクムーチを引っ張るソリネズミにされちゃった!
ぐわあ、この不気味さはなんだー!
ファイロ " If only Marjorie the Trash Heap was here! "
マクムーチ " That old dust bag had you for slaves? "
ガンジ " Slaves? We weren’t her slaves! "
ファイロ " We just did things for her. "
「ゴミーさまがいてくれたらなあ!」
「あの古いゴミ婆がおまえらを奴隷にしてたんだな?」
「奴隷? ぼくたちは奴隷じゃない」
「ただ一緒にいただけだよ」
奴隷と何が違うんだと聞かれて、2匹は"We love her! " と答えています。んで、やっと気づくの。自分たちがずっといたあの場所こそが家なんだと。
■ irony 皮肉、アイロニー
ファイロ&ガンジ " Oh, irony! Irony!! "
アイロニーとは観客には明確なのに当人には分かっていないようなことをいう。つまり視聴者には最初から2匹の家はゴミーさまのところだと分かっているけど、2匹はそれが分かっていないようなこと。それを皮肉った台詞かな~(ノ∇≦*)
【ゴミーさまとフラグルたち】
ゴミーさまの周りに5人全員が集まっているのはとても珍しなあ。
■ nemesis 宿敵
ゴミーさま " My boys have been captured by an old nemesis of mine. "
「あの子たちは私の宿敵に捕まっているんだ」
■ scoundrel 悪党、ならず者
モーキー " McMooch! That old scoundrel! "
「マクムーチ!あのならず者ね!」
とモーキーが言っているわけですが、モーキーとレッドは以前ワンダー・マクムーチに会っているんですね。で、マクムーチの弱点も知ってます。マクムーチを止める方法はフラグルしかないっ!だってマクムーチの弱点はフラグルだから(ノ≧∀≦)ノ
【ワンダー・マクムーチの沼】
マクムーチ "Fraggles!? Ghastly little things!! You actually consort with those creatures?"
「フラグル!? あの身の毛もよだつ生き物!あいつらと仲間なのか?」
■ ghastly 身の毛のよだつほど恐ろしい、ぞっとする、実に不愉快な
■ consort 交際する、調和する、同僚、仲間
フラグルは best friend だと言うファイロとガンジ。
■ revolting 胸が悪くなる、不快を催させる、実にいやな
マクムーチ " How revolting!! I can’t stand Fraggles! " 「胸糞悪い!フラグルには我慢できない」
「あんなに愛らしいフラグルを嫌うやつなんているのか?」と不思議がる2匹。でもフラグルが苦手なのことを知った2匹は「フラグルがぼくたちに会いにくるぞ~、ぼくたちを放したほうがいいんじゃないのかな~」とやります。
しか~し、マクムーチは2匹の魂胆を見抜いちゃった!
■ won't wash 通らない、認められない
マクムーチ " You think you can get me free you to avoid Fraggles. Nice try, gentleman, but it won’t wash! You’re mine! Do you hear me? All mine! Ha ha ha! "
「おまえらの考えはお見通した。フラグルを避けるためにおまえらを放すと思ってるんだろ。ナイストライだな、おまえら。だがそうはいくか!おまえらはおれさまのものだ!分かったか?おれさまのものだ!はっはっは!」
「助けてー!!」
そこにフラグル登場!
ヾ(❀╹◡╹)ノ゙?【うまく訳せない台詞】 ❀~?
ゴーボー " Want us to take care of this blowhard for you? "
「大口叩いているおまえの相手をぼくたちがやろうか?」
■ blowhard 「おしゃべりな自慢屋」「ほら吹き」「おしゃべり」という意味の口語表現
ん~と、こういう表現って「んん?」ってなっちゃうところです。これ、Want で始まる疑問形で、頭の Do you が抜けてる形なんだと思う。本来は Do you want us to take care of this blowhard for you? じゃないかと。それを口語的な感じでwantで始めちゃってる気がするんだけど、イキナリこんな表現が出てくると「なんだこれ?」になっちゃうなあ。
この台詞ね、ゴーボーが背後から声をかけてマクムーチをびっくりさせるシーンの台詞なの。
他にも迷ったのが this blowhard for you の部分。つまりblowhard が誰を指しているかってことなんだけど、これがファイロとガンジなら複数形になるだろうから、マクムーチのことだよね?
となると、直訳は「きみのためにぼくたちでこのおしゃべりなキミの世話をして欲しい?」になるんだけど、要するに 「おしゃべり野郎、おまえの相手はぼくたちだ」って言っているんじゃないだろうか。
フラグルに囲まれたマクムーチ
■ One false move and 妙な真似すると
マクムーチ " Wait! One false move and I dive into the swamp with these two!! "
「待て!妙な真似すると、こいつら連れて沼に飛び込むぞ!」
■ have…at bay 獲物を追い詰めて逃がさないという意味
マクムーチ " Well, it seems I have your disgustingly lovable friends at bay! "
「おまえらのこの胸糞悪いかわいいお友達を追いつめてやろうじゃないか!」
loveble という語を聞いてあることをひらめいたファイロとガンジ。2匹は急に態度を変えて「マクムーチ大好き~!」ってベタベタし始めました。「ゴミーさまを愛せないならあなたを愛しちゃうもんね~」だって(ノ∇≦*)
「こりゃフラグルよりひどいや、おれさまをひとりにしてくれーっ!」とマクムーチは2匹を引き剥がしたのでした(っ*≧▽≦)つ
さあ、お家に帰ろう~!
【ゴミーさまのシーン】
寝る前のお話を2匹に聞かせるゴミーさま。
ヾ(✿≧◡╹)ノ゙✿~~~【気になったシーン】~~~♪(ノ∇≦✿)♪
ガンジ " It’s good to be back home? Now that we know where it is."
ファイロ " Yeah. We couldn’t live without you, Marjorie."
ガンジ " No."
ゴミーさま " Oh…yes. Well, boys, I couldn’t live without you, ether.Once you left, I began to die."
ガンジ " Oh. Well, we promise never to leave you again."
「家はなんていいんだろう。今じゃここが家だって分かってるよん」
「うん。ぼくたちゴミーさまがいなくちゃ生きていけないんですぅ」
「うんうん」
「そうかいそうかい。おまえたち、わたしもねおまえたちなしでは生きていけないよ。おまえたちが去ると、私は死んでしまうんだよ」
「ぼくたちもう決して何処にも行かないと約束します」
気になったのは Now that we know~、これ、 We know now that~でもいいんだろうけど、こっちのほうが「今では」の意味が強調されるってことなのかな。
このシーンはねー、ファイロとガンジがめちゃくちゃキュートなのよーっ!三角帽子被った格好も、ゴミーさまにくっついてスリスリしているところも、甘えた声出すところも、とにかくもう、たまりません(っ*≧▽≦)つひゃあ~ん、かわいすぎる~!
― 今回の使えそうなフレーズ ―
ファイロとガンジの台詞から定番表現をいくつか。
What’s the matter with you? 「どうしたの?」「なにかあった?」
Nothing’s the matter with me. 「なんでもないよ」「どこも悪くないよ」
Rise and shine! 「さあ起きた、起きた!」
We can take a hint. 「空気読めるよ」
この回のリスニングの感想
ファイロとガンジはフラグルロックのキャラクターの中でも聞き取りにくい方だと思うのですが、この回はそこまでひどく聞き取れないってことはないかなと思う。他の回で何気なく言っている時の方が分かりにくい気もします。
時間がかかったのは最初のゴミーさまと2匹のシーンとマクムーチが出てきた後のシーン。単語とイデオムを知らなくて詰まりました。例えばwon't washで却下の意味があるなんて知らなかったから。「洗わない」かと(笑
あ、あとbankに「土手」の意味があるとは知らず「銀行って~?」とか(^_^;)
簡単な単語ほど思い込みが邪魔をするんですね~!
タグ:フラグルロック
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