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フラグルロック71話『Sprocket's Big Adventure』のリスニング その1 [フラグルロックで英語勉強]

今回取り上げるのはこちら。
この動画は今まで何度か載せましたが、今回はこの回のリスニングをやりたいと思います。



71話『Sprocket's Big Adventure』 (コンプリートDVDシーズン3の4枚目)
訳すと「スプロケットの大冒険」(邦題は分かりません。「マックの大冒険」あたりかな?←追記 どうもこのエピソードは日本未放送っぽいです)

博士の犬のスプロケット(犬のマック)がフラグルロックをウロウロする話です。ドーザーのコッターピンとのツーショットは見られるし、ゴーグの庭にも行っちゃうし、ゴミーさまとのやりとりまであります。

この回の面白さは、なんといってもスプロケットとフラグルロック各キャラクターとの絡みです。
フラグルロックファンなら「待ってました~っ!」というワクワク設定ですね~♪ 

主役は、勿論、スプロケット

その前におさらい。
 #20 『Garden Plot…スプロケットはフラグルロックに入ろうと穴を大きくしようとして失敗
 #34 『A Friend In Need/ こまったときの友だち』…穴に頭を突っ込み抜けなくなったスプロケットをゴーボーが助ける

この回は前回のリスニングでやった34話がベースにあります。34話以前は、「博士の部屋でハガキを取るゴーボー→スプロケットが吠える→慌てて逃げ帰る」がパターンですが、34話をきっかけにゴーボーはスプロケットへの恐怖心がなくなったという設定になっているんだと思います。35話目以降ゴーボーが博士の部屋でハガキを取るシーンがとても少なくなっています。
(ちょっと確認してみました。35話以降のゴーボーのハガキ取りシーンは、最終話の95・96話を除くと、 #38 「The Secret of Convincing John/偉大なジョンのひみつ」と #60「Gobo's School for Explorers/規則をまもれば」、今回の#71「Sprocket's Big Adventure」の3回…え、たった3回? これ、全然意識してなかった。ゴミ箱からハガキを取るシーンのイメージって結構強いんだけどなあ)

で、久々のゴーボーのハガキ取りシーンから始まる71話。シーズン最初の頃と違うゴーボーとスプロケットの関係がはっきり出ています。

この回のキーワードは monkey wrench (モンキーレンチ ) です。

工具道具のひとつですが、フラグルはモンキーレンチなんて知らないので、「モンキーレンチという名前のおっそろしい怪物」だと思い込んじゃうんですね~(っ*≧▽≦)つ



だば、参りましょう。
今回は最初の博士のシーンから上の動画のシーンまでやります。


― 博士の部屋 ―

ゴーボーがハガキを取り、スプロケットが吠えるんですが、ゴーボーは逃げません。「やあ、毛むくじゃら怪物。ぼくだよ」って名前を教えるの。
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 「ゴーボーって言える?」
スプロケットは「ワォーワォー(ゴーボー)」って言ってます!(ノ≧∀≦)ノ 
ゴーボーがスプロケットの名前を聞こうとしたところに博士が帰ってきます。

水道管の修理を始める博士。スプロケットはゴーボーのことを博士に伝えようとするけれど、博士は修理に忙しそう。修理に使うモンキーレンチが固くて潤滑油(lubricating oil)を借りにネッドのところに出かけます。

 博士 “ If you still think there are furry creatures dowm there, you’ll just have to prove it. That’s all. ”
  「ふわふわの生き物が下にいると今でも思っているんなら、証明してみろ。話はそれからだ」

そう言われたらやることは決まったもの。スプロケットはゴーボーを探して床下から穴の向こうへ出ます。
(38話でも水道管修理で床板(floorboard)を外していますが、この回も水道管修理のために床板が外されています)

2014y03m06d_150205892.jpg
 「(ゴーボー!)」

さあ、スプロケットの大冒険の始まり~♪


― フラグルの広間 ―

調理中のブーバー、味見をするウェンブリー。おえぇぇ~~~ってやった後、モーキーとレッドに駆け寄り「ラディッシュを取ってきたって言ってー、お願い、おねがーーい!」ってすがってるウェンブリーがたまらんっ(っ*≧▽≦)つ

 レッド “ No luck, Wembley. The Gorg’s been out there all day. ”
  「残念だけど、ウェンブリー、ゴーグが一日中外に出てんのよ」

No luck. 成程こんな簡単で単純な返答もあるのかと気になった部分。

ラディッシュがなくてもブーバーが何か作ってくれるでしょと言うレッドだけど、作っているのがドーザースティックシチューだと分かった瞬間みんな露骨に嫌な表情見せてます(ノ∇≦*)

ヾ(❀╹◡╹)ノ゙?【うまく訳せない台詞】 ❀~?
 ブーバー “ I suspect my Doozer-stick Stew improves with age. ”
 レッド “ Too bad it’s not gonna last long enough to find out! ”
 ブーバー “ Hey, hey, hey! How dare you try to throw away my stew! ”
 レッド “ I’d rather eat pickled Greaseberries!!! ”
  「ぼくのドーザースティックシチュー、日毎に良くなってるみたい」
  「んなことやらせないわよ!」
  「ちょっと、ちょっと、ちょっと! ぼくのシチューを捨てようとするなよ!」
  「グリースベリーを食べるほうがまだマシよーっ!!」

ここのレッドの“ Too bad it’s~ ” というところ、直訳だとまどろっこしいのでどう訳そうか迷った部分。聞き取りの際もさっと意味が取れなくて引っかかりました。 last long enough tonottoo bad (笑) いやあこーゆーのって英語のまま理解していかないと何言ってるか分からなくなるんだよなあ。

そこにゴーボーが来て、マッシュメロンを取りに行こうと提案し、みんなで出かけます。

このシーン、フラグル用語がいくつか出てきますね~。

【フラグル用語】
 Doozer-stick Stew ドーザースティックのシチュー
 Mossy Cavern モッシー洞窟。フラグルロック内にあるコケの洞窟
 Mushmelon マッシュメロン。モッシー洞窟に生える植物で実はフラグルの食用 
 Greaseberry グリースベリー。 ゴーグの庭に生える植物で実は臭い 


マッシュメロンは見つからず。

 モーキー “ I've got an idea. Maybe if we thought about something besides food ,we could transcend our hunger.”
  ■ transcend 超越する、しのぐ
  「アイデアがあるの。食べ物以外のものを考えたら、飢えをしのぐことができるんじゃないかしら」

そりゃムリだってば(ノ∇≦*)
しょうがない、シチューを食べるしかなさそうね。レッドとゴーボーのstew(シチュー)の言い方が面白いです(ノ∇≦*)


ゴーボーを探すスプロケット
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シチューの匂いを嗅いで思わず後ずさり。勢いでドーザーのビルを壊し、振り向いてシチュー鍋をひっくり返し、さらにビルを壊しちゃいます。ドーザーがその様子を見てます(ノ∇≦*)

「わ、どうしよう」ってなカンジでスプロケットがその場を離れた後、みんなが戻ってきます。

 ブーバー “ Oh, my goodness! Someone ruined my stew! ”
 レッド “ More like they put out of its misery ! ”
  「なんてこった!誰かがぼくのシチューをダメにした!」
  「ってより、苦しみから解放してくれたのよーっ!」

シチューを食べるしかないと思っていたレッドは大喜び(ノ∇≦*)
ちなみに、put 誰々 out of misery だと「ひと思いに死ぬ」「楽にする」ってな意味なんだって。

ゴーボーたちはドーザーのビルを壊したのはフラグルじゃないと確信。だってフラグルなら食べるもんね。
この時スプロケットが近くにいて、ブーバーのくしゃみが出ます。この時点では気づいていないけど、犬のアレルギー反応です。(ブーバーがアレルギーって珍しいなあ。アレルギーと言えばウェンブリーなんだけど)

荒らしたのがフラグルじゃないなら、誰? 探さなきゃね。

 ゴーボー “ That’s what we’re gonna have to determine. Everyone, spread out!! ”
  ■ spread out 「広げる」「展開する」
  「やること決まった。みんな、散らばれ!」

その後ウェンブリーが両手を広げて“ Spread out! ” と繰り返すんだけど、両手を広げるあの感じがspread out のイメージなんだと思う。
(余談。ついこないだのマペッツ2「Muppets Most Wanted」のプレス会見の冒頭で記者たちがデスクに集まってる際にカーミットがspread out って言ってた(ノ∇≦*)


― 外の世界近く ―
広間からできるだけ遠くに来ようと、ブーバーがウェンブリーを連れて来てます。

ヾ(✿≧◡╹)ノ゙✿~~~【笑えるシーン】~~~♪(ノ∇≦✿)♪
 ブーバー “ I got to keep in practice, Wembley. I never know when I’ll be called upon to experience pure terror.”
 ウェンブリー “ Oh, well, it's a good thing you stopped sneezing once we left the great hall. It might interfere with your screams.”
 穴に落ちるブーバー“ Aawww!”
 ウェンブリー “ You sound in good shape, Boober. Boober? Boober! Oh, no! ”
  ■ keep in practice 練習しておく
  ■ be called upon ~に当たる
  ■ interfere with 邪魔をする、抵触する
  ■ in good shape 「調子がいい」 (I’m in good shape. で「体調がいい」という意味)
  「練習しなきゃ、ウェンブリー。いつ純粋な恐怖を経験するか分からないだろ」
  「まあ、その、広間を離れてきみの鼻水が止まってよかったね。きみの叫びの邪魔になるし」
  「ぎゃあ~~っ!」
  「調子よさそう。ブーバー。ブーバー?ブーバー!わ、大変!」

ブーバーが穴に落ちたことに気付いていないウェンブリーが“ You sound in good shape, Boober.”って言ってるのがおかしいシーン(ノ∇≦*)あはは!
んでもって、ブーバーは自力で穴から這い上がってます。ウェンブリーったら呑気に「こんなところに穴なんてあったっけ?」なんて言ってます(ノ∇≦*)

ぎゃあ、大変だー! 外の世界の生き物がフラグルロックに侵入したんだーっ!
ふたりはみんなに知らせに行きます。


― スプロケット ―
ゴーボーは見当たらず、寝ちゃったスプロケット。目覚めるとこの状態。
2014y03m06d_150450072.jpg

 コッターピン “ Just so you know, we Doozers worked long and hard on those constructions that you destroyed. Right. Uh, yeah, and, uh, no creatures in the WHOLE of Doozerdom has ever done what you did…and did alone. Right? ”
  ■ Just so you know ひとこと言っておくけど
  「ひとこと言っておくけど、あなたが壊したのは我々ドーザーが一所懸命建てた建築物よ。そう、それで、このドーザーの世界全体で今まであなたほどの壊しっぷりをした人はいないわ、それもたったひとりで。ねえみんな?」

スプロケットはごめんなさいってカンジ。でもドーザーたちは謝ってほしいわけじゃありません。“ We want YOU! ” って言っています(ノ≧∀≦)ノ


― 博士のシーン ―
「スプロケットめ、仕事ほったらかして外に出たな」という博士。

 ヾ(✿≧◡╹)ノ゙✿~~~【傑作シーン】~~~♪(ノ∇≦✿)♪
 博士 “ Where the monkey wrench? It isn’t here! Just when I need it! The monkey wrench is gone! ”
 (それを聞いているフラグルたち)
 レッド “ Hey, I know where it went! ”
 ブーバー “ Oh! Oh! Do you mean that bloodthirsty monkey wrench is slithering around Fraggle Rock? ”
  ■ bloodthirsty 血に飢えた,殺伐とした
  ■ slithering ずるずる滑る
  「モンキーレンチはどこだ? ここにないぞ!必要なのに!モンキーレンチがどっか行ったぞ!」
  「どこに行ったか知ってるわ」
  「ぎゃあ!それってつまり、血に飢えたモンキーレンチがフラグルロックに滑って行ったってこと?」

ブーバー(っ*≧▽≦)つあはは!


で、動画のシーンです。

 コッターピン “ Take it easy. You’ll be free in a moment. You see, we Doozers love to build, but we keep running out of space. With you, we can start all over again.”
  「大丈夫。すぐ自由になるわ。我々ドーザーは建てるのが大好き。でもスペースを確保するのが大変。あなたがいれば、また建て直せるのよ」

 ドーザー “ Let her rip! ” 「ぶっぱなせ!」
  ■ Let her rip! 車・船などを「アクセル踏んでぶっとばす」「最高速度で動かす」という意味。車や機械を指すにはher を使う 。

 ドーザー “ Cotterpin Doozer, Keep an eye on that creature.” 
 コッターピン “ You bet ya! That's a four-footed natural resource! ” 
  ■ natural resource 天然資源
  「コッターピン・ドーザー、あいつから目を離すな」
  「もっちろん!4本足の天然資源よ!」



 続きは次回~♪



 ― 今回の使えそうなフレーズ ―

  ウェンブリーの期待に添えなくてレッドが言った台詞
  No luck. 「運がない」「残念」


  ブーバーの大声を聞いたウェンブリーが言った台詞
  You sound in good shape. 「きみ調子よさそう」
 

  スプロケットを縛っている紐を切る際のドーザーの掛け声
  Let her rip! 「ぶっぱなせ!」






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