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フラグルロック84話『Mirror, Mirror/かがみよかがみよ』 その2 [フラグルロックで英語勉強]

フラグルロックのリスニング、84話『Mirror, Mirror/かがみよかがみよ』(コンプリートDVDファイナルシーズン2枚目) の続きです。前回

レッドとドーザーのコッターピンが魔法の鏡と出会う回。
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レッドの誕生日なのに、パーティにうんざりのみんな。コッターピンとバースデーソングを歌ってると、魔法の鏡を発見しました。


 この回のキーワード
 glue …糊、接着剤
 stirring glue …糊をかき混ぜる
 sing, whistle, yodel, gargle …歌、口笛、ヨーデル、うがい
 a party you(I) won't forget …忘れられないパーティ


魔法の鏡は「忘れられないパーティになる」と未来を予言。
レッドは行先もわからないまま鏡を押します。
ではその続き。

― レッド&コッターピン&鏡 ―
「まだ? しゃっくり出そう。私何しに来たんだろう」とコッターピン。鏡に再びbug虫呼ばわりされ、「私は虫じゃない!」と帰っちゃった。
「あの虫はどっちにしろ去る」と鏡。コッターピンだけが私のパーティに参加したがってたのに、とレッド。

 鏡 “ Sliced bananas never mend. Your party is just around the bend. ” 「スライスバナナは曲がらない。パーティは曲がり角に」

“ Sliced bananas never mend. ”はただの呪文でbend と韻合わせ(ノ∇≦*) bend という名詞がここで出てくるのね。


鏡が示したのはゴーグの城へ続くトンネル。

ヾ(✿≧◡╹)ノ゙✿~~~【某映画のパロディ】~~~♪(ノ∇≦✿)♪
 レッド “ Ah, surely you’re mistaken. ”
 鏡 “ I'm not mistaken, and don't call me Shirley. My name is Mavis. ”
  「何かの間違いだわ」
  「間違いじゃない。それに私をシャーリーと呼ばないで。私はメイビス」

ここで思い切り引っかかったので、調べました。これは1980年の映画「Airplane! 邦題(フライング・ハイ)」のパロディ。元ネタは"Surely? you can't be serious." "I am serious, and don't call me Shirley." というもので、結構有名なギャグの一説だそうです。知らなかった。

ゴーグの城なんて間違いもいいとこ、コッターピン探して安全なパーティするわ、とレッド。

 鏡のメイビス “ The little bug is staring glue which might come in handy. ”
  ■ come in handy 「役に立つ」「便利」
  「あのちっちゃい虫は糊をかき混ぜてる。役に立つわ」

「何の話よ?」「 未来よ」「 未来が見えるならこの後何が起きるか言ってみて」

 鏡のメイビス “ That poor Gorg is going to say, I wish I weren't alone today. And then she’ll blow her nose. ”
  ■ blow one's nose 鼻をかむ
  「あのかわいそうなゴーグはこう言う。今日はひとりはイヤ。それから鼻をかむ」

その通りになりました。本当に未来が見えるんだ~!これを知ったらみんなパーティに来たがるわ、とレッド。

ヾ(✿≧◡╹)ノ゙✿~~~【お役立ち台詞】~~~
 鏡のメイビス “ Take my word for it, you'll be surprised. ”
  ■ Take my word for it. 「私を信じなさい」「私の言うことに間違いない」ってな意味

メイビスはゴーグに呼びかけます。ヨーデルで!喋って歌って口笛吹いてヨーデルしてうがいする鏡だもんね!(っ*≧▽≦)つあはは!
レッドがびっくりして慌てて止めるけど、王妃はヨーデルの正体を確かめようと穴に手を突っ込んでメイビスを取り出します。
喋る鏡にびっくりの王妃。
レッドはメイビスを心配してゴーグの城に入るけれど、王妃に追い払われちゃいました。



― ゴーグの城 ―
王妃は一人になった理由を話してます。メイビスは「私に言わせれば王妃にとっての誕生日の意味を王様は分かってないんだわ」なんて言ってます。

ヾ(✿≧◡╹)ノ゙✿~~~【王妃とメイビスのおしゃべり】~~~♪(ノ∇≦✿)♪
 王妃 “ It is so good to us just myself, but you know how it is, he reigns while I wash the dishes. Not that dishes aren't important! ”
 鏡のメイビス “ Dishes are the foundation of civilized life. By the way, what do you use on yours? They absolutely sparkle! ”
  ■ you know how it is 「言わなくてもわかるでしょ」ってな意味
  ■ reign 君臨する、統治する
  「私たちとてもうまくいってるのよ。でも、分かるでしょ、私がお皿を洗って彼は君臨してる。お皿が重要じゃないってことじゃないのよ!」
  「お皿は文化的生活の基礎よね。ところで、何使ってるの?ピッカピカねーっ!」

なんだかもーすっかり女同士のお喋り(ノ∇≦*)あはは!
英文的にはNot that で始まり更にnot が出てくる二重否定という私の苦手な構造になってます。
王妃曰く、ピカピカのお皿の秘訣は唾かけて磨くことなんだって(っ*≧▽≦)つ


そこにレッドがやってきて、「私の鏡だ」と王妃と言い争いになりました。
「落ち着いて、みんなでパーティしましょう」とメイビス。
 レッド「パーティ?ゴーグと?!」
 王妃「パーティ?フラグルと?!」
 レッドと王妃(同時に)「ぜ~ったいイヤ!!」

メイビスはレッドに「お友達に断られたんでしょ?」と言い、王妃にも「友達がいないんでしょ?」と言います。

ヾ(✿≧◡╹)ノ゙✿~~~【お役立ち台詞】~~~
 王妃 “ I have to admit, I could use a piece of cake. ” 「正直ケーキもあるし」
 鏡のメイビス “ That's the spirit! ” 「そうこなくっちゃ!」
  ■ That's the spirit! 「そうこなくっちゃ!」という慣用フレーズ

 ここでも a piece of cake が使われてるんだけど、これはまんま「ケーキ食べたいと思ってた」「ケーキを無駄にしたくない」ということでいいんじゃないかな。


3人は一緒に歌います。王妃はと~っても楽しそう! あんなにフラグルを苦手にしていたのに、ここでは本当に幸せそうなの。
一方、レッドはずっとメイビスを心配していて、なんとか救い出そうとしてます。(そりゃゴーグは敵だもんね)
歌いながらリボンをメイビスにくくりつけ、テーブルの端のほうに押し出してます。

 レッド “ When we get to the edge, I’ll lower you down by this ribbon. ”
 鏡のメイビス “ That's what you think. ”
  ■ That's what you think. 「あなたはそう考えるのかもしれないけど」「そりゃあなたはそう思うだろうけど」ってな意味
  「(テーブルの)端まで行ったら、このリボンで下に降ろすわ」
  「あなたはそう思うんだろうけど」

メイビスは分かってます。未来が見えるから。
レッドは助ける気だっただろうけれど、テーブルから落っことしちゃった!メイビスが割れちゃったよー!
なんてひどいことするフラグルなの、と王妃はかーんかん!ここの王妃の唸り声はすごい迫力!

穴に逃げ帰ったレッド。「ゴーグがいなきゃそもそもこんなことにならなかったのよ」なんて言ってるけれど、ここは正直王妃の方に同情しちゃうな。誕生日にひとりぼっち。フラグルと一緒に歌ってみたらとても楽しくて、これから愉快なパーティが続くと思ってたんだもん。王妃には誰かを傷つける気持ちなんて全くなかったからね。

メイビスをあのまま置いておくわけにはいかない、とレッド。そうだ、コッターピンの糊!


― フラグル広場 ―
一方、フラグルの広場ではレッドに内緒でみんながパーティ準備してました♪ びっくりさせたくて、そっけないフリしてたんだね。
みんなは岩場に隠れて驚かそうとするけれど、レッドが超特急で駆け抜けちゃいます(っ*≧▽≦)つあはは!


― ゴーグの城 ―
糊を持ってレッドとコッターピンがゴーグの城に戻りました。
王妃は「ちりとりが壊れてるからあなたをすくい上げることもできない」と嘆き悲しんでます。(←伏線回収)
ここでレッドは初めて王妃が自分より動揺してることに気がつくの。

コッターピンがゴーグを見たのは初めてだよね。

 レッド “ That's a Gorg. She is crying. She is really upset. ”
 コッターピン “ Oh, I'd be upset, too, if I had a nose that big! ”
  「あれがゴーグよ。泣いてるわ。本当に動揺してるんだ」
  「そりゃあんな大きな鼻してたら、私だって動揺するわ」
コッターピンったら(ノ∇≦*)

レッドを見て何しに来たのかと王妃。メイビスを直しに来たと言うレッド。

 王妃 “ What for? So, you can try to sneak her away from me again? Oh, you heartless Fraggle. Maybe she is better off broken! ”
 レッド “ Oh, I know you don't mean that? ”
  ■ be better off 「~のほうがまだマシ」ってな意味
  「何のために?また私からメイビスを奪うため?なんてひどいフラグル。壊れたままのほうがマシよ!(うわーん)」
  「そんなこと言わないで」

ここのレッドの “ I know you don't mean that? ” の言い方がとっても好き~!

ついでに be better off の例を3つばかり。
 I'm better off. 以前よりまだマシな生活している
 I'm better off alone. ひとりのほうがマシ
 I'm better off dead. 死んだほうがマシ


レッドとコッターピンは嘆き悲しんでいる王妃の下で、メイビスを糊付け始めます。このための糊だったのね。
はい、直ったよ~!

ヾ(❀╹◡╹)ノ゙❀~~~【笑えるやりとり】 (ここは無理に訳さないほうがよさそうなので略)
 王妃 “ Mavis! Mavis! Oh, say something, anything! ” 
 鏡のメイビス “ Ohhh…Something, anything. ”
 王妃 “ You’re arrive! ” 
 鏡のメイビス “ What a shattering experience! ”
  ■ shattering ガラスなどを粉砕する

歌も口笛もヨーデルも問題なし。元に戻ってよかったねo(*⌒―⌒*)o

 レッド “ Well, Cotterpin. We did it! ”
 コッターピン “ Well, good. Uh, Red, Uh, could we go now? All this bigness is getting to me. ”
  ■ get to me 「自分によくない影響がある」ってな意味
  「コッターピン、やったわ!」
  「よかった。じゃあもう行ける、レッド? このでっかさは参っちゃう」

王妃は「フラグルが直してくれたの」とメイビスに言い、「この鏡はあなたのものね。気が変わらないうちに持って帰って」とレッドに渡します。

ヾ(✿≧◡╹)ノ゙✿~~~【レッドとメイビスの最後のやりとり】~~~
 レッド “ You know what I'm gonna do, don’t you? ”
 鏡のメイビス “ Of course! ”
 レッド “ Well, be seeing ya! ”
 鏡のメイビス “Not before I see you! Thanks Red, and that goes for you, too, little bug.”
 コッターピン “ For the last time,I'm not a bug!! ”
  ■ Be Seeing You. 「さようなら」「じゃまたね」
  「私がどうするかもう分かってるんでしょ?」
  「もちろん!」
  「じゃあまたね!」
  「そのうちにね! ありがとね、レッド。あなたもよ、ちっちゃな虫さん」
  「最後に、私は虫じゃなーーい!!!」

レッドは王妃に「ハッピーバースデー!あなたのものよ!」とメイビスを譲りましたo(*⌒―⌒*)o
王妃は大喜び!

 レッド I guess that's that. 「これでいいんだわ」
 コッターピン It is? 「ホント?」
 レッド Yeah. She needed a friend more than I need a magic mirror.  「うん。私に魔法の鏡がいるよりも、彼女には友達が必要」


ゴーグ王妃がフラグルに大事な鏡を渡し、レッドがゴーグ王妃の方を思いやって鏡を譲る。
フラグルとゴーグの間でこういうやりとりがあるのっていいなあ!



― フラグル広場 ―
フラグルロックに戻るレッドとコッターピン。
メイビスが言った「忘れられないパーティ」はどうなったのか。
はい、戻ってきたら、みんなからのサプライズです。

このシーンはねーっ、ある意味最大の見せ場!
ウェンブリーがありったけの声で “ Surprise! ” って言っている
ゴーボーが “ Happy birthday, Red! ” ってレッドの頬にキス
次いでブーバーが “ Happy birthday, honey. ” ってやっぱりキス
そりゃもう、と~~ってもキュートでハニーなシーンなんだヨ~~~~!(っ*≧▽≦)つ!




― 博士と犬のシーン ―
博士は宿の壊れた鏡を修復しようとしてます。この鏡がメイビスに瓜二つ!喋らないけどそっくりなの!

古物商が来る前に自分が直して宿の女主人のアーダスさんをびっくりさせちゃおう、お金の節約にもなるしという博士。一方ラジオの“bark along with spot today”という番組を聞きたくてたまらないスプロケット。

 博士 “ You wanna pass me the screw driver?” 「スクリュードライバーと取ってくれんか?」

スプロケットは調子の悪いラジオに夢中で、見もせずにドライバーを渡し、鏡を割っちゃいます。

後半部。謝りの電話をしている博士だけど、アーダスさんは笑ってるみたいです。その鏡は博士へのバースデープレゼントだったんだって。

 博士 “ The mirror that Sprocket hit with the screw driver was going to be my birthday present? Oh, no, Betty, surprised is hardly the word for it. ”
  「私へのバースデープレゼントっていうのは、スプロケットがスクリュードライバーで割ったこの鏡のことですか? こりゃ、ベティ、何と言ったらいいか 」

ベティはアーダスさんの名前の愛称。博士は誕生日を忘れてたんですね~。



 ― 今回の使えそうなフレーズ 

  未来が見える鏡のメイビスがレッドに言った台詞
  Take my word for it. 「私の言うことに間違いない」


  パーティをする気になった王妃にメイビスが返した台詞
  That's the spirit!  「そうこなくっちゃ!」


  レッドがメイビスに言ったさよならの台詞
  Be Seeing You. 「じゃまたね」







この回のリスニングの感想
この回は最初の28回目の誕生日のところとゴーグの王様のホンクフィッシュ話で混乱しましたが、その他は大体意味が分かりやすいです。
レッド、コッターピン、王妃、メイビス、の4人で話が進むんだけど、コッターピンを除いた後の3人はわりと聞き取りやすくて助かりました。(コッターピンはクセがあるからなぁ。28th birthday?! の台詞もどうかするとサーティエイトに聞こえたりしてえ~~ってなりました(๑• ω •๑)...)

この話はフラグルロックの話が出ても取り上げられる機会がなく埋もれてる話だと思います。でも、1.女子キャラに焦点を当てた唯一のエピソード、2.フラグル&ドーザー&ゴーグの歩み寄り、3.ゴーボーとブーバーがレッドにキス、というステキな回。もっと注目されてもいいと思います(ノ≧∀≦)ノ









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コメント 2

まみ

友達となつかしいテレビの話をしていてずっと見たかったセサミみたいなやつでゴミで地下でーって検索したらやっと名前がわかりました。大好きだったなー子供にも見せたい。あーみたい!
by まみ (2014-12-05 22:31) 

笙野みかげ

♪ まみ さま
こんにちは。ご訪問&コメント、ありがとうございます。

セサミみたいなやつ、でも名前が出てこない・・・そう、それはフラグルロックです!(っ*≧▽≦)つ
当ブログではフラグルロックのことを気ままに書き続けています。参考になれば嬉しいです。


by 笙野みかげ (2014-12-07 00:28) 

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