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フラグルロックのミニシリーズのオンラインイベントの紹介 [フラグルロック]

ニューヨークの映像ミュージアムMuseum of the Moving Image(MoMI)主催のフラグルロックオンラインイベントが5/23(現地時間)にありました。
ビデオチャット形式のイベントです。
MoMIはジム・ヘンソン展を常設しているミュージアムであり、現在新型コロナウィルスの影響でオープンできない為、こうした企画を設けているそうです。視聴はタダですが寄付お願い、というもの。

fragglerockzoom.jpg

参加したのはブーバーとマットおじさん役Dave Goelzさん、レッド役Karen Prellさん、ゴーボー役John Tartagliaさん、新ミニシリーズ 制作責任者Halle Stanfordさん
進行役のミュージアムの方はジム・ヘンソン関連はかなり詳しく、作品だけではなく関わったスタッフまで知り尽くしているといっても過言じゃないほどの知識を持っています。




その際の映像がアーカイブ化されています。



5月から始まったフラグルロック新ミニシリーズ『Fraggle Rock Rock On! 』に関する舞台裏話をたくさんしています。
(私、当日Zoom配信をライブ視聴してたんですが、最後の方でゴーボーとレッドが出てきてテンション上がりまくりました。めちゃくちゃ可愛かったですよん! 動画ご覧ください)

では、話している内容の紹介
(はしょったり、前後させたり、意訳してます。わたしの英語力がアレなので間違いや勘違いは許してね)


ミニシリーズ企画の始まりについて
新型コロナウィルスの影響で家にいる子どもとその家族になにが提供できるのかということから始まった。アップルからハレさんに連絡が来てフラグルロックを復活させてはどうかと言われ、ハレさんは興奮してジョンさんに連絡した

リモート製作ついて
このミニシリーズはリモートワークで作られており、スクリプトの確認、撮影、監督、編集まで全員在宅ワーク
パペッティアを含めスタッフ同士でどうやるかビデオチャットで話し合った
アップルTVのためiphone11で撮影
フラグルを家に持ち帰って在宅ワークで製作するのは大きな挑戦だったがうまくいった

自宅での撮影について
ジョンさんのキッチンでの撮影は夜中の1時45分、トラベリングマットが食器類を倒すシーンだったため床に毛布を7枚重ねて階下に音が響かないようにした
犬がマットを舐めるシーンの撮影は、ジョンさんがバスタブに入り友達がカメラを持ち「膝を下ろして」「これ以上小さくなれないよ」なんて言いながら撮影した
自分で書いた脚本の撮影を自宅で行ったこと、自分の家にマットがいることはジョンさんにとってファンタジー
カレンさんがレッドを自宅撮影している写真。ブルースクリーンとリングライトがある。ブルースクリーンの背後に本棚やベッドがある
今回はiphone11を使った自撮りスタイルで撮影。足元のモニター見ながらの撮影と左右が違うため混乱しないように練習が必要だった

ブーバーとマットおじさんについて
声はデイブさん、操演はジョンさん
デイブさんが録音したものを送りジョンさんがパペットを動かした
今回デイブさんが動かさなかった理由・・・マペッツ側からたくさんのパペットがデイブさんに送られており、触るのが恐ろしくて、汚れないように全て綺麗にしてガレージに3週間半保管してた。怖くて触らなかった。そこへヘンソン側からフラグルを送ると連絡が入り、これ以上は勘弁と「No More Puppets! No more puppets!」と断った(まさかそんな理由とは(ノ∇≦*)あはは!
ジョンさんはとてもよくやってくれるし信用できる
マペットは我々の世界を生きてる設定だけど、フラグルが生きている世界は別物で、マットを除いて人間に会ったことがなく、マットにしてもニンゲン界を誤解してるから、作りこまれた世界

オリジナルの劇中歌のカバーについて
出てくれたセレブはみんな喜んでやってくれた
セレブへの連絡はジョンさん。ゴーボーを出してきてゴーボーに挨拶させた
今回はオリジナルをリスペクトした2020年バージョンでやりたかった
音楽は大事な要素なので、アップルから連絡があった際、まず歌う案を入れてみんな賛同
オリジナルは1話に2~3曲の歌があり、Dennis LeeとPhilip Balsamのふたりが作っていた。デモテープのデニスの歌が素晴らしかった。デイブさんは2人が作った歌の素晴らしさの点でフラグルロックに関われて誇らしく思っているしこれまでの仕事の中でも好きなプロジェクト

フラグルロック(オリジナル)を撮影した場所について
トロントで撮影
今はフォーシーズンズホテルになっている。
建物はホテル建設の為壊されたが、デイブさんは建物の瓦礫(ロック)を記念に拾ってきてパペッティアに配った
かつてフラグルロックの撮影所だったフォーシーズンズホテルにフラグルロックに繋がる穴を作る計画もあった
現在のホテルの噴水のあるところがゴーグの庭だったところ

オリジナルの仕事のやり方について
ジム・ヘンソンは若手の自分たちを信用してフラグルロックを任せた
ジムは皆のアイデアを黙って話を聞き「やれ」と言ってくれて、みんな成長した
スタッフみんなが平等で、いいモノを作ろうとした。脚本ルームにパペッティアが座ってアイデアを出すこともできたし、当時新人だったカレンさんもベテランのジェリーさんと変わらず平等に扱われた

ドーザーチューブというアイデアについて
(シリーズでは一部しか映っていませんが、カレンさんが全体像を見せています)
ドーザーが作ったらしい透明のスティックでできている

ゴーボー役のジェリー・ネルソン亡き後ゴーボーをやっていることについて
ジョンさんは7歳の頃両親の離婚でホテルに泊まっているときにテレビをつけたらフラグルロックをやっていて夢中になった
それ以来大ファンで「夢は?」と聞かれるといつも「フラグルロックの仕事したい」と言っていた
ジェリー・ネルソン亡き後のゴーボーのオーディションがあった
18歳でマペットの仕事するようになり、ジェリーさんとはセサミストリートで一緒に仕事していた。彼はミュージカルリーダーでかっこよくてあったかくてギター弾いていて、まさにゴーボーだった。ジェリーのキャラクターをやれるなんて今でも夢のようだ
デイブさんはゴーボーをジョンさんがやると最初に聞いた時はジェリーじゃないからと思っていたが今では本当に近いと思っている

レッドとゴーボー登場!
レッド「おかしな生き物がいる」
ゴーボー「(四角い画面をみて)箱の中にいる」
今回使用したのは新しく作り直したもの
レッドのオリジナルデザインはMichael K. Frith さん、作ったのはRollie Krewson さん
レッド「ちょっと何の話?わけわかんない」
おかしな生き物の話はよく分からない風のふたり(ノ≧∀≦)ノ
レッドがカメラに近づいて目のアップになったりしててめちゃくちゃ可愛いです!!

40年ぶりのフラグルロックについて
カレンさんはその間もちょこちょこイベントやDVD等でレッドを演じることがあったが、フルキャストはなかったのでとても嬉しい
ブーバーが笑うのをとても久しぶりに聞けてハッピー。デイブさんが実演(っ*≧▽≦)つ

フラグルロックのメッセージについて
キャラクターの言動に嘘があってはいけない。我々の真実を映すもの
フラグルロックのマジックの部分には視聴者が含まれている
世界中にファンがいて、大人が自分の子どもに見せたいというのも特徴
多様性や人種を認めるのにフラグルロックのメッセージを届けたい
困難な状況でもお互い繋がっている。前向きで思いやりや希望が持てる
音楽やダンスは気分を上げてくれる。おかしな生き物にたくさんの愛を感じて欲しい
フラグルロックのファンは素敵だ、どうか魔法を忘れないで


最後に
動画途中で示されたフラグルロックを正しく理解するためののテーマ、パラレル、コネクションと書かれた重要語のリストを書きだしました
fraggleb.jpg
ハーモニー
全体と個人のバランスの象徴
物の使用
態度(仕事、レジャー、環境、音楽、眠り、新しいアイデア、テリトリー、自我、食べ物、規律、権限、年齢、力、サイズ、アドバイス、ルール)
友達と敵
怒り
侵略
コミュニケーション
誤解
妄信
損失
野心と夢
危険
探検と実験
コミュニティとグループ
間違い(改良)
妥協
競争
協力
フラストレーション
怠慢
ペース
安全性
正義
選択と順序
個人的目標と全体の目標
恐れ
責任
帽子

うん帽子は大事な要素だよね(っ*≧▽≦)つ

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