フラグルロックに出てくるドーザーといえば、いつもビルを作っているイメージがありますが、彼らがどうやってビルを作っているかご存知ですか?


第1シーズン第6話『THE PREACHIFICATION OF CONVINCING JOHN』から
ドーザーのビルのシーン

1 白いキラキラした粉にする



2 ショベルカーでそれを救って流し入れ



3 ドーザースティックを作る




4 ドーザースティックを組み立てる



5 建築



このドーザーのビルの原料は、ゴーグの庭にあるカブです。
ドーザーはゴーグの庭の真下までトンネルを作っていて、根元のほうからカブを引っこ抜いて砕いて粉末にしているのです。フラグルはドーザーのビルをむしゃむしゃ食べますが、そもそもフラグルの主食がカブなので、ドーザーのビルも本能で食べちゃうのでしょう。とは言っても、ドーザーのビルがカブでできていることをフラグルは最終回近くまで知りませんが(笑


このドーザーのビルですが、オリジナルでは”doozers buildings(ドーザーのビルディング)” または ”doozers constructions(ドーザーの建築物)” ”doozers towers(ドーザーのタワー)” 等と言っていますが、”doozers constructions” という単語が一番使われているように感じます。実際、ドーザーたちはビルだけじゃなく道路から橋まで何でも作っちゃいますから。

フラグルロックにはドーザーの生活を描いている話がいくつかあるのですが、その中にどっちのビルが優れているかを競う話があります。その回では、驚いたことに、ビルに風味づけされていました。トマト風味とかマスタード風味とか。彼らはフラグルに食べさせるために風味づけしているというよりは、純粋に出来のいい建築をするために他の原料を混ぜているに過ぎない気がしますが、これじゃあフラグルたちがむしゃむしゃ食べちゃうのもしょうがありません(そのコンテストの勝敗はフラグルに食べさせて決めようという話になります)

でもまあ、そのあたりの説明はシリーズを通して1・2回しかなく、それに反して毎回のようにフラグルがドーザーのビルを食べるシーンがあるので、「なんでフラグルはドーザーがせっかく作ったビルをパクパク食べちゃうの?」と理不尽な思いを抱く人がいてもおかしくはありません。
「ドーザーがかわいそう」
はたして本当にそうなんでしょうか?

その疑問に答えたのが第6話『THE PREACHIFICATION OF CONVINCING JOHN
日本版では『ビルディング食べちゃだめ』 まんまですね。
ドーザーがかわいそうだからとモーキーがフラグル全員にビルを食べるのをやめさせる話です。


ってわけで、次回は第6話『THE PREACHIFICATION OF CONVINCING JOHN』のリスニングをやりましょう。
ジム・ヘンソン氏演じる偉大なるジョンが初登場ですよ~♪