フラグルロックのリスニング、今回はファーストシーズンの中からモーキーの話を選びました。

12話の『 The Finger of Light 』 日本タイトルは「3つの命令」だったと思います。

原題の The Finger of Light ですが、これは finger of God (神の指、つまり神の仕業という意味) のもじりで、神をlight(光)に変えたものでしょうか。
フラグルロックのロックの日に行われるゲームの話です。話の中で長老がこう説明しています。

・今日はロックの日の神(Ruler of the Rock Day)を決める
・長老とともにエコーホールを渡って光の指(Finger of light)へ行く。そこでロックの神(Ruler of the Rock)がひとり選ばれる
・覇者となった者は制限時間内にみんなに命令を出し、みんなはそれに従う。選ばれし勝者の命令は皆のためになるもの(for the betterment of all)であること
・命令は3つ
・この危険だがワクワクするゲームに参加できるのは5人まで

フラグルロック用語
 The Finger of Light … 光の指、つまり天の意思
 Ruler of the Rock Day … ロックの日の支配者、統治者、神
 Echo-hole … フラグルロック内にある場所。エコーホール。こだまが返ってきそうなほど深い穴がある

ゲーム参加者はマーロン、ゴーボー、レッドの3人。
でも光はゲームを記録するためについていったモーキーを指します。さあ、モーキーはどんな命令を出すのか、ってな話。


リスニングの前にトリビアを。
いつもはオープニングの最後にブーバーが "Down at Fraggle Rock" と言うけれど(日本版で「はじまりはじまり」と言う部分)、オリジナル放送時には全エピソードを通して2回だけブーバー以外が言うバージョンがあったんです。
そのひとつがこの回。なんとゴーボーが "Down at Fraggle Rock" と言い、ジャンという効果音のところでボールを打っています。
もうひとつは『The Terrible Tunnel/おそろし穴見つけた』の回。ウェンブリー版"Down at Fraggle Rock" になっています。

通常はこうですが↓


『The Finger of Light/3つの命令』『The Terrible Tunnel/おそろし穴見つけた』ではこうなっています。


でも残念ながらDVDや再放送では全て通常のブーバーのバージョンになっています。