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フラグルロック69話 『A Dark and Stormy Night』 [フラグルロックで英語勉強]

ハロウィンシーズンなのでフラグルロックのホラー話を。
69話(第3シーズン)『A Dark and Stormy Night』のワンシーンです。

Jim Henson Company 公式動画


ゴーボーとウェンブリーがいるのはゴーグの家の中です。
なんでそんなところにいるの~? とお思いでしょうが、ゴーボーは昼間ゴーグが旅行に出かけて今日の夜はいないと言っているのを聞いちゃったんですね。それで、ゴーグがいないんならゴーグの家のマップを完成させる絶好のチャンスだ!って探検に来てるわけです。
ところが、ゴーグ王子は一人でお留守番中。あわわ。

それでは自信のないリスニングに挑戦。いつものように適当に意訳します。

Gobo ”Oh,Wembley,you've got to stop seeing Gorgs around every corner and lets just carm down.”
Wembley ”All right...Ahhh! Gobo! This thing wasn't here before! I know it! It wasn't!”

ゴーボー「ウェンブリー、あっちでもこっちでもゴーグの姿を探すのを止めて、落ち着きなよ」
ウェンブリー「うん…。あーっ!ゴーボー!さっきはここにこんなのなかったよ!なかった、なかった」

誰もいないと思い込んでいるゴーボーは ”It mist have been we just didn't notice it.” 「と気づかなかっただけだよ」なんて言っているところにガシャガシャ音が! 

Wembley ”We're all gonna be eaten alive!”
ウェンブリー「ぼくたち生きたまま食われちゃうんだ!」

ウェンブリーが飛び上がって怖がっています。パニックになったウェンブリーはフラグルロックに戻ろうと穴へ。

Wembley ”Waaa! Gobo,what are you doing? Hurry! Hurry!”
Gobo ”Maybe it's not the best night to map the Gorgs castle.”
Wembley ”I'll say.”
Gobo ”But,look...At least we can take back this neat Gorgish artifact.”

ウェンブリー「わあぁぁ! ゴーボー、何してるの。早く早く!」
ゴーボー「ゴーグの城の地図を作るにはベストな夜じゃないのかも」
ウェンブリー「うんうん」
ウェンブリー「でも見て。少なくともゴーグの巧妙なお土産を持って帰ることができる」

とゴーグの城へ入った証拠の品物を持ってフラグルロックへ帰ろうかって時に、洞窟のほうから聞こえてきた謎の不気味な声(笑

Wembley ”Aaah! The Gorgs are down there,too!”
ウェンブリー「アー!ゴーグがあそこにもいるよ!」

ウェンブリーはゴーグがいると怖がっていますが、ゴーグはいないと安心しているゴーボー。

No Gorgs,none,no where.

ゴーグはいない、ひとりも、どこにも。
ゴーボーの言葉を繰り返すウェンブリー。

Wembley ”Okay,okay,okay. But if there are no Gorgs,Gobo,that means the castle is..”

ウェンブリー「分かった、分かった、分かった。でもゴーグがいないってことはさ、ゴーボー、この城は・・・」

”is haunted...!”

haunted ホーンテッドマンションとかのホーンテッドですね。誰もいないのに不気味な音がするわけだから、幽霊屋敷ってことになっちゃいました。あはは。


ね、ハロウィンっぽい話でしょ?
最初のガシャガシャ音ですが、ゴーグ王子がガーリックポップコーン作っている音です。
で、もうひとつの音は…いやあ、この声の正体、なんだってこのふたりが分からないのかとツッコミたくなりますが、どう聞いてもレッドの声じゃないですか。あははは


ではでは、ついでなので、69話「A Dark and Stomy Night」を最初からやりましょうか。
♪ 日本語でストーリー紹介 ♪


旅支度中のゴーグ一家、今日は帰ってこないもんね~と言っているのを聞いちゃったゴーボー。今晩はゴーグの城を探検してマップを完成させちゃおう!
ゴーグがいないことを知らないみんなはゴーグの城で一晩過ごすというゴーボーをヒーロー扱い。
でもゴーグが旅に出かけるところを見ちゃったレッドとモーキー。なによ~ゴーボーったら!なぁにがヒーローよ!と怒ったレッド。よおし、んなら、脅かしてやるんだから!
ところが一晩過ごすのは王様と王妃のふたりだけ。王子は初めてのひとりでお留守番にウキウキ。王様から譲り受けたクラウンジュエルをちゃんと守れるかな。
王子が部屋を出たところへやってきたゴーボーとウェンブリー。さて探検だ。王子はクラウンジュエルを部屋の中央に置いて、ガーリックポップコーンを作りにキッチンへ。そこへまたまた入れ違いでやってきたゴーボーとウェンブリーがクラウンジュエルを見つけちゃう。
ゴーグ城に繋がる穴にはレッドとモーキーとブーバーの3人。ゴーボーが見ていない間にあの黒いボールを隠しちゃうもんね~。
黒いボールがなくなったとびっくりするゴーボー。
そうこうしているとポップコーンが大爆発。爆発音に逃げ惑うみんな。これは幽霊の仕業?!
部屋に戻った王子はクラウンジュエルがなくなっていることを発見。大変!泥棒だ~!
鉢合わせる全員。え、君が泥棒? え、君が幽霊? なあんだ、そうだったのかーと安心するみんな。いや、ちょっと待て、ここにいるのが全員だとすると窓の外のあの黒い影は……?!
ゴーグ王子とフラグル5人が協力してクラウンジュエルを盗みに来た泥棒を捕まえてみれば…なぁんとゴーグの王様。王子を内緒でテストしてたのでした。


相変わらず長ったらしいストーリー紹介です。

今回は、ゴーグ王子 vs ゴーボー&ウェンブリー vs レッド&モーキー&ブーバー という3組の脅かしあい(?)です。


― 博士と犬のシーンから ―
”Sprocket,Sprocket. Wake up. You are having a nightmare. ” で始まります。

部屋に幽霊がいると思い込むスプローケットをなだめようとゴースト探知機(ニセモノ)をつける博士。ところがこれが鳴っちゃったからもっと怯えちゃって…というストーリー展開になっています。
nightmareはナイトメア、つまり悪夢のこと。この単語、普段はブーバーがよく使ってますね(笑

”It's all right. You're safe. Now you awake. Just a dream.”
「スプローケット、起きて。怖い夢を見てたんだ。大丈夫だ、夢だよ」と宥める博士ですが、スプローケットは幽霊がいると怖がっています。

"You saw a ghost? A goblin? Now you think the workshop is haunted?"
「幽霊を見たって? ゴブリンが? この部屋が呪われているって思っているんだね?」

”You've been eating pickle of garlic pickled gherkins,haven't you? That's why you had the nightmare.”
ニンニクきゅうりのピクルスの漬物を食べたのかい? だから怖い夢を見たんだ」
(訂正入れました。garlicではなくgherkinですね。酢漬け用の小さいキュウリのことです)


真ん中のシーンではゴースト探知機を設置(博士が発明したらしい)。スプローケットは安心して眠っていますが、博士は電話でfake(ニセモノ)だと親友のネッドに話しています。電話が終わると探知機が鳴りだしました。
最後のシーンで結局は幽霊ではなく回線のショートで作動したというオチです。

ghost detector...ゴースト探知機
short circuit...回線のショート



― フラグルシーンから ―
動画のシーンを詳しく書いたので残りは気になったところだけ書きます。

今回もっとも気になった表現。

”Gobo! If you don't tell us where you're going, my eyeballs might will pop right out of my head!”

ここね、なんて言っているのか聞き取れなくて何度も聞き返したのですが、多分こう言っているのだと思います。
荷物を詰めているゴーボーに今度はどこに行くつもりなのかとレッドとモーキーが尋ねていて、「たいした場所じゃないんでしょ?」「そんなことないよ。特別なところだ」なんてやりとりがあった後、キレたように言うレッドのセリフです。

「ゴーボー!どこに行くのか教えてくれなきゃ、頭から目玉がほんとに飛び出すかもよ!」

いや、待て!(笑
my eyes pop out of my head で目玉が飛び出すほど驚くという意味らしいのですが、これはフラグルならではのジョークですか?!


rampage...破壊的行動、無鉄砲に行動すること
swamp...湿地帯、沼地
artifact...工芸品


今回の旅ですが、ゴーグ王は王子に”You're going,but you're not staying.” と言っていて、王子は荷物持ち。
ゴーグ3人が一緒に出掛けたので、レッドもモーキーもてっきり城には誰もいないと勘違いしちゃったんですね。

モーキー ”The castle is going to be empty.” 「お城はカラになるのね」
レッド ”So that's why Gobo wanted to go tonight. Ooh...! Some hero!” 「だからゴーボーは今夜なのよ。うー! なにがヒーローよっ!」


ゴーグ王子は一人で留守番。”I'm going to stay up late! And make lots of garlic popcorn,and do any other things I'm not supposed to do!” 夜遅くまで起きてるぞー、ガーリックポップコーン作って、やりたかったことをやって、とはしゃいでます。うん、気持ち分かりますね~。

以下、城の中のシーンを時系列で説明
 1 ゴーグ王子はクラウンジュエルを仕舞うものを探しに部屋を出る
 2 ゴーボーとウェンブリーがやってきて別の部屋へ探検に
 3 ゴーグ王子が箱(chest)を抱えて戻ってくる、その中にクラウンジュエルを入れ、部屋の中央に置く。その後ポップコーンを作りにキッチンへ
 4 ゴーボーとウェンブリーが再び部屋に(動画のシーンです)
 5 レッドとモーキーとブーバーが穴の中で様子を見ている。脅かしているのはレッドひとり。城の中に入りたくないブーバーに「キッチンを見てみたいとは思わないのね」と言われ思い切り興味をひかれるブーバー(”pantry”という単語を使っています。パントリー、食糧貯蔵室のことね)
 6 チェストの中をベースキャンプにしたゴーボーとウェンブリー。ウェンブリーを落ち着かせようとゴーボーはお馴染みのマットおじさんのはがきを読む
 7 寝ちゃったウェンブリーを置いてゴーボーひとり探検開始、部屋を出る
 8 チェストの中のクラウンジュエルを隠す3人。パントリーを見に行こうとキッチンを探し始める
 9 戻ってくるゴーボー。the black ball(クラウンジュエルのこと)がなくなっているのを発見。ウェンブリーと探し始める
 10 キッチンでポップコーン爆発。その衝撃で壁にかかっていた絵が落ち、フラグルロックヘ通じる穴が塞がれる
 11 ポップコーン片手に部屋に戻ってくるゴーグ王子。クラウンジュエルがないことを発見。泥棒を探し始める
 12 爆発にびっくりした3人はフラグルロックヘ帰ろうと慌てて穴のほうへ。ゴーボー&ウェンブリーも慌ててチェストの中へ。両者ぶつかるがパニックになっていてお互い気づかず
 13 ゴーグ王子がフラグルを見つけ、隠していたクラウンジュエルが出てくる
 14 城の外に怪しい影が映る

と、まあ、詳しく書くとこんな流れです。
その後、玄関先でこれ見よがしにクラウンジュエルをチェストに入れ、さあ寝ようと大声で言うゴーグ王子。(ゴーボーのアイデアです)
城の中で待ち構える王子とフラグルたち。フラグルが紐を引っ張って泥棒が転んだところをゴーグ王子が捕まえます。
王子とフラグルが協力して何かをする話っていいですね。
”I'm so proud of you.”と喜ぶゴーグ王と二回目のハネムーンがダメになって残念がる王妃。王子がひとりでやったと思っていますが、手伝ってもらったと言う王子。

ゴーグ王 ”Help? From whom and whence?”
ゴーグ王子”From them and thence.”

whomもwhenceも使い慣れない単語だなあ。王子の返答が韻を踏んでいて冴えてます。


そうそう、今回ゴーグの誓宣が出てきますがこれがおかしいです。
the Gorgish oath ゴーグの誓いの言葉
意味のない単語が続いたあと、
”With a hey-nonny-nonny and a ha-cha-cha!”
 (ヘイ、ナニーナニー アンド ハッチャッチャ!)
で締めます。これ、別の回でも出てくるのですが、真似したくなりますね。「ヘイ、ナニーナニー アンド ハッチャッチャ!」(笑



― 今回の使えそうなフレーズ ―
怯えているウェンブリーにここにはゴーグはいないことを教えようとする前のゴーボーのセリフです。

 Read my lips. 「自分の言うことをよく聞いて」
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