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フラグルロック82話『Space Frog Follies』のリスニング その1 [フラグルロックで英語勉強]

梅雨のシーズンなので、フラグルロックにカエル(本物)が出てくる話を。
今回は82話『カエルくんしあわせに(原題 Space Frog Follies)』のリスニングです。
コンプリートDVDだとファイナルシーズンの2枚目に入っています。

folliesは本来「愚行」「馬鹿げたこと」という意味ですが、ここでは「お笑い」「寸劇」「風刺劇」みたいな意味。

前に紹介しましたが、こちらの動画をもう一度。





前回の『Marooned』はブーバーの誕生日だったけど、これはゴーボーの誕生日話。
でもゴーボーじゃなくウェンブリーが主役。ウェンブリーにブーバーが絡む話です。
フラグルロックにはいろんな話があるけれど、ウェンブリーとブーバーがペアになっている話にはひとつもハズレがないの。(中の人マペッティアのスティーブさんとデイブさんはゴールデンコンビだと思う。マペットショーのゴンゾとリゾしかり、アニマルショーのスティンキーとジェイクしかり、息ぴったりだよね)

サブキャラクターのフィーニー(Feenie)、ラージ・マービン(Large Marvin)、マーロン(Marlon)も登場。
みんなで虫のコスプレして歌う『Insect Rock』はとっても愉快です。

この回のトリビア
 ・カエルが本物
 ・ゴミーさまとゴーグは出てこない
 ・マットとブーバーは同じ人が演じているため同シーンで喋ることがないが、マットとブーバーが入れ替わり立ち代り出てくるので、一緒にいるように見える(最後のワンシーンだけ一緒に映っている)
 ・フィーニー、ラージ・マービン、マーロンの中の人はゴーボーとブーバーとウェンブリー
  (マーロンとマットが会話するシーンがあるが、中の人はウェンブリーとブーバー)

つまり、キャラクターは違うけど、常にスティーブさんとデイブさんのゴールデンコンビのショーになっています。


んじゃリスニングを。
動画部分より前のシーンから書きます。

ゴーボーがパーティー用にフルーツをカットしているのを見たレッド

レッド ” What's the occasion? ” 「何のお祝い?」
ゴーボー ” A Surprise party. ” 「サプライズパーティさ」
ウェンブリー ” What a great idea! Who is it for? ”  「すごーい! で、何のための?」
ゴーボー ” Can you keep a secret? Me! ” 「ヒミツにしてね。僕のだ!」

ウェンブリーとレッドは固まっちゃいます。
ウェンブリー「サプライズパーティを自分でやるってどうやるの?」
ゴーボー「簡単さ。誰にも言わないんだ」

そこにマット登場。
マット「誕生日にはここにいられない。外の世界でやり残したことがあってな。帰ってきたら全て話す」
そしてウェンブリーに「ちょっといいか?」とこっそり耳打ちし、” Walk this way! ” といってゴーボーの部屋を後にします。
で、この Walk this way! 
マットは「こっちじゃ」と言ってるだけだと思うけど、Walk this way.には「この通りにやれ」という意味もあるので、ウェンブリーがマットそっくりに歩いて出て行くのがおかしいったら(ノ∇≦*)
(別の回でもカンタスにWalk this way!と言われみんながこれと同じギャグをやっているシーンがある)

ゴーボーはマットおじさんがいないことにがっかりし、パーティーなんてと八つ当たり。


部屋を出たマットとウェンブリー。

マット ” I want Gobo to have a real surprise party, not one he organizes himself. ”
 「ゴーボーに本当のサプライズパーティをしたいんじゃ。彼自身が計画したものじゃなくてな」

マット ” I brought him back a fabulous gift from Outer Space. But I need you to take care of it for a while. ”
 「外の世界から素晴らしいものを持ってきたんじゃ。でもちょっとの間キミが見ていてくれんか」

ウェンブリー” Sure, I.. What is that?! ” (ここからが動画の部分)

A Space Frog!

マット「外の世界の野生動物だ。おかしな生き物たちは彼と友達になるときには透明な洞窟のようなもの(cave-ettes)に入れるんじゃ」
だって(ノ∇≦*)

マット ” Don't be alarmed.That's the language it uses. ”
 Don't be alarmed.「警戒しないで」って意味。
 スペースフロッグは言葉を使うぞって(ノ∇≦*)そりゃまあマットは外の世界で料金メーターだの車だのみんな生き物だと思ってるからねぇ(笑

ウェンブリー ” Oh. Wow! What did it say? ” 「なんて言ったの?」
マット ” I'm not quite sure. ” 「はっきりは分からん」

ウェンブリー「おなかすいてるんじゃないかな。何食べるの?」

マット ” Flies. It's a wrong season for them here on Fraggle Rock,that't why I must return to Outer Space. ”
「ハエだ。フラグルロックじゃ今は時期じゃないから、(ハエ取りに)外の世界に戻らねばな」

ウェンブリー「分かった。だからぼくが面倒見るんだね」
マット「そうじゃ。でも忘れるでないぞ。フラグルロックに新しい種を迎えてることをな」
ウェンブリー「心配しないで。ぼくたち仲良しになれるよ。ね、スペースフロッグ?」

” Ribbit,Ribbit! ”

ウェンブリー「ね?ね? ぼくたちもう会話してる」

あはははo(*⌒―⌒*)o

「ゴーボーには見せるなよ」と言われ、隠しておくから心配しないでと言うウェンブリー。

” Hey,hey,hey! My name is Wembley. Can you say that? No,no,no. Watch my lips. Wem-b-ley . ”
 「ヘイ、ヘイ、ヘイ! 僕の名前はウェンブリー。言える? 違う違う違う。僕の唇を見ててね。ウェン・ブー・リー」

あははははは(ノ∇≦*)かわいすぎじゃ~!



んでブーバーの部屋へ。びっくりさせるものがあるよ~。ゲコ 今の音は?

ウェンブリー ” It's a creature from outer-space. I'm teaching him to talk. ”
 「外の世界の生き物だよ。話し方を教えてるところなんだ」

ブーバー ” It's cute.That's funny. A creature from outer-space! What talking. Ha-ha! No,seriously,Wembley,what is it under this blanket? ”
 「そりゃあいい。おかしいや。外の世界の生き物か!話し方だって。ハハハ。で、本当のところ、この毛布に隠れてるのはなに?」

ウェンブリー ” Boober, I’m serious. It's called a Space-Frog, traveling Matt brought him back for Gobo. ”
 「ブーバー、ぼくは真剣だよ。スペースフロッグっていうんだ。マットが外の世界から持ってきたんだ。ゴーボーのためにね!」


ウェンブリー” This is Boober. Can you say that? ” 「ブーバーだよ。言える?」
カエル” Ribbit! ”
ウェンブリー ” Well, he’s having a little trouble with pronunciations. ” 「発音にちょっと難があるね」

あははは。

ブーバー ” Wembley, this creature is covered with slime. That sound he makes, yuck, makes my blood run cold. Out of here, Wembley! Get out of here! Now! ”
 「ウェンブリー、この生き物はスライムで覆われてるじゃないか。出す音は、うへ、ぞっとするよ。外へ持ってってよ、ウェンブリー!持ってって!今すぐ!」
 makes my blood run cold …血を凍らせる、つまりぞっとさせるの意味

サプライズプレゼントだし他に隠す場所がないと言うウェンブリーに、ブーバーったら

Potatoes(Tough-tatos)!

だって(ノ∇≦*)
ここ、ポテトの Po の部分を Tough と言っているみたい。「食えないジャガイモめ」ってカンジ。普段はブーバーが「緑のジャガイモ」って言われてるのに(笑

ブーバー「ぼくの洗濯部屋に外の世界の生き物なんか持ち込まないで」
(ゴーボーの声)「ウェンブリー」
ウェンブリー「ゴーボーだ。急いで。隠して!」
ブーバー「ダメダメダメ」
ウェンブリー「隠さなきゃ!」

カエルが瓶から脱走しちゃった!

ブーバー ” He’s going to get slime all over my feet!
ブーバー「ぼくの足をヌルヌルにする気だ!」

ギャーってブーバーが慌ててウェンブリーに乗っかってるのが、おかしすぎるったら(ノ∇≦*)

(ここまでが動画のシーン)


で、レッドとゴーボーが入ってきます。

レッド「何やってんの?」
ウェンブリー「えーっと…、ダンスレッスン?」

レッド ” Your roommate is really down in the dumps. ”
 be really down in the dumps …完全にふさぎ込む

心配したウェンブリーにゴーボーは ” It's no big deal. ” 「たいしたことじゃない」と返したところで、洗濯物の山の中から
ゲコ!って(笑

慌てて洗濯物のそばに寄るウェンブリーと洗濯物から離れるブーバー(笑
ウェンブリー「今のはぼくの新しい音だ」
レッドにもう一回聞かせてと言われ真似するけどうまくいかなくて、まだ完全じゃないと言っています。

ゴーボー ” Why did my uncle Matt want talk you on private? ”
 「おじさんはキミに何の用だったの?」

ウェンブリー ” He..He..He..He knew! He knew you were gonna be upset and disappointed because he was gonna go back to Outer-Space. And he... Ribbit! Oh! There it was again. I did it right that time perfect,uh,and yes, he asked me to cheer you up. ”

「おじさんは…、おじさんは…、おじさんは…おじさんは分かってたんだ。そう、きみがガッカリするってことを。だって、自分が外の世界へ戻るわけだから、だから…(ゲコゲコ)…わっ!今度はうまくいった! えっと、だから、おじさんはぼくにキミを励ましてくれって頼んだんだよ」

cheer one's up…励ます、気分を上げる
必死に誤魔化すウェンブリー。

レッドはゴーボーを元気づけようと「広場でピクルスバランスやらない?」と提案。

ゴーボー ” Oh. I'm not in the mood. ”
ウェンブリー ” Oh.common,Gobo. Don't be such a stick in the mud, Gobo. ”
ゴーボー” I'm not a stick‐in‐the‐mud! I'm loving a lump in the laundry. ”
ブーバー ” You squash,you squash uh..my..delicates! ”

 ”stick in the mud”…「泥沼にはまる」「行き詰る」って意味だけど、口語で「新しいことを嫌う時代遅れな人」「動作が遅い人」って意味なんだって。

ゴーボー「そんな気分じゃないよ」」
ウェンブリー「ゴーボー、” stick in the mud ”にならないで(そんなに落ち込まないでの意味)」
ゴーボー「ぼくは” stick‐in‐the‐mud ”(のろま)じゃない。洗濯物に寝っ転がろうっと」
ブーバー「わっ! 潰れる! その…えっと…ぼくの…デリケートなものが!」

あははは。慌ててゴーボーをどけるウェンブリーとブーバー。

ウェンブリーはなんとかゴーボーを部屋から出しつつ、ブーバーに「カエルの世話楽しんで」って頼むの。

ブーバー ” Entertained? How do I do that?! ”  「楽しめ? どうやって?!」
ウェンブリー ” Uh...Tell him about your hobbies. ”  「キミの趣味を教えたら」
と言い残し、急いでゴーボーの後を追って出て行くウェンブリー。

ブーバー ” My hobbies? ...A-ha! Cooking! ” 「ぼくの趣味か…そうだ、料理だ!」

Ribbit!!

洗濯物の下で飛び跳ねるカエル。びっくりするブーバー。

ブーバー「じっとして! 落ち着いて。動くな。じっとしてて!」

文字じゃ伝わらないけど、ここまでテンポよく進むので、すごーく面白いです。

長くなるので続きは次回~♪





― 今回の使えそうなフレーズ ―

レッドの最初の台詞

What's the occasion?

「なにかあった?」「なんのお祝い?」「いったいどういう風の吹き回し?」みたいなカンジ


もういっちょ。
自分でサプライズをやると言うゴーボー。それを聞いて「待って、そんなの」と言いかけたレッドを遮ったゴーボーの台詞

Loosen up,Red!

「リラックスして」「少しくつろいだら」って意味なんだって。



 
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