前回の続き、『The River of Life』その3です。

産業排水の貯蔵場所に選ばれたところはフラグルロックのある土地。

スプロケットが壁の向こうに生き物が住んでいることを証明しなければ契約書にサインをするという博士
そして
ゴミーさまに「外の世界へ行ってやれることをやれ」と言われたブーバー

さてさてどうなるのでしょうか?


― ブーバーとゴーグのシーン ―
 ブーバー “ What am I gonna do? ” 「どうしよう、どうしよう」

慌てているところをゴーグ王子に捕まっちゃいました。



ブーバーは “ You've got it all wrong. It's the silly creatures’ fault. ” 「全くの勘違いだ。おかしな生き物の仕業だ」と言うけど、ゴーグは「おかしな生き物」なんて聞いたこともありません。

で、ブーバーは我々人間のことをこう説明してます↓
 “ They rule over Outer Space, and they contaminated everyone's water! ”
 「外の世界を支配してるやつらで、みんなの水を汚染したんだ!」
 rule…動詞で、「支配する」の意味

 王様 “ So they’re the culprits! Gets me my armor! I'm going to OUTER SPACE to straighten a few things out with these so called SILLY CREATURES. ”
 「それではそいつらが犯人だな! 武器を持て!外の世界へ行ってそのおかしな生き物とやらを2・3正してやる」
 culprit…犯人、犯罪者
 straighten out…正しい状態にする、好転する、まっすぐにする

でも外の世界へはフラグルロックを通らなければならないし、ゴーグじゃ体が大きすぎて無理。となると、その役目はブーバーってことに…。

 ブーバー “ Me?! Straighten things out with the silly creatures? I can't do that. I'm just a powerless little Fraggle. ”
 「ぼく? あのおかしな生き物を正せって?無理だよ。ぼくはただの力のない、ちっちゃなフラグルなんだよ」

 王様 “ When push comes to shove,you Fraggles just lay down like doormats and let these silly creatures walk all over. Is that it? ”
 「イザって時はドアマットのように寝転がって、おかしな生き物をあしらえばいい。分かったな?」
 when push comes to shove…「いざという時には」「いよいよとなれば」という意味の慣用句
 walk all over…こき使う、あしらう、言うことを聞かせる、そんな意味なんだって

力技で言うことを聞かせろと言われても困っちゃうよね。

 王様 “ I'll make it country simple, you little fraggle! If you don't get the message across to these jokers, you might as well kiss your hat good-bye,because you know what?! ”
 ブーバー “ What? ”
 王様 “ Without clean water, we are all going to die! ”
 「分かりやすくしてやろう、フラグルちゃん! もしおまえがその疫病神どもに分からせなければ、おまえさんはその帽子とサヨナラすることになるだろう。なぜなら、分かるな?!」
 「なぜ?」
 「きれいな水がなかったら、みんな死んでしまうからな!」

ゴーグの運命はフラグルに託されちゃった!
水を毒にしたのは外の世界のおかしな生き物(人間)で、そこへはフラグルロックからしか行けないとなれば、ゴーグには他に手立てがありません。