~ 冒頭の状況説明のシーン ~ フォジー
“ Guys, this is the best idea we’ve had in years. Christmas at my mother’s farmhouse. ” カーミット
“ Sounds great, Fozzie. But don’t you think we should’ve called your mother and let her know we were coming? ” フォジー
“ How little you understand bears, Kermit, my mother loves surprises. ” ゴンゾ
“ Good thing. She’s in for a beauty. ” 「みんな、これはここ数年で一番のアイデアだよ。クリスマスをママのファームハウスで過ごすんだ」
「ステキだよ、フォジー。でも君のお母さんに電話してぼくたちが行くことを伝えなくていいの?」
「クマのこと分かってないなぁ、カーミット。ぼくのママはサプライズが大好きなんだ」
「いいね、彼女はステキだ」
え~っと、ゴンゾのShe’s in for a beauty の部分に迷いました。こういう単純なものって取り方も幅広い気がします。
~ 博士とスプロケットがファームハウスへやってくるシーン ~一方、フォジーのママはクリスマスをカリフォルニアのマリブーで過ごす予定です。飛行機のチケットは持った、日焼け止め(
suntan lotion)は持った、とやっているところへチャイムが・・・博士とスプロケット(マック)です!
フォジーママ
“ Oh, mind your step! Be careful of the icy patch there. ” 「足元に気をつけて。 凍ってて滑るから」
icy patch は「氷状の一区画」「氷になった面」ってことかと。
玄関先がツルツルで、博士を筆頭に、この後ここを通る人(動物)がみ~んなツルって滑るお約束の展開になっています! その度に誰かが
Careful of the icy patch! 「凍ってるから気をつけて!」
と言うのもおかしいです(ノ≧∀≦)ノ
フォジーのママが休暇で留守にする間、このファームハウスを博士が借りたんですね。オーナーがクマなのにちょっと驚いてますが、ステキで静かなクリスマスを過ごすにはぴったりの場所。
~ チャイムが鳴ってフォジーたちがわらわらやってくるシーン ~ 博士
“ Excuse me, Mrs.Bear, remember me? I lent this place to have a nice quiet Christmas. ” アニマル
“ Peace on earth! Give me presents! ” 博士
“ Be careful, Sprocket. These could be from some foreign planet! ” フォジーママ
“ Actually, they’re from television. I recognize Fozzie's weirdo friends! ” Dr.ティース
“ Yeah, we're proud of it, too! ” ワシのサム
“ Why am I here? ” 「すみません、ミセスベアー、私のことは? ナイスで静かなクリスマスを過ごすためにこの場所を借りたんです」
「地球に平和を! プレゼントちょーだい!」
(アニマルに吠えるスプロケット)
「気をつけろ、スプロケット。連中はよその星々から来てるかもしれんぞ」
「実際はテレビから来たのよ。フォジーの風変わりな友達に見覚えがあるわ」
「そうだ、おれたち変人を誇りに思っているんだ。ヘッヘッヘ」
「私はどうしてここにいるんだ?」
あはは(ノ≧∀≦)ノサムにウケた!
博士
“ Excuse me! YOU promised me, a nice quiet Christmas! ” フォジーママ
“ You think you’re disappointed, I just took three months of surfing lessens for zip! ” 「失礼ですが、あなたは私に約束したんですよ、ナイスで静かなクリスマスを!」
「がっかりしたのはあなただけじゃないわ、私はサーフィンレッスンの3か月がチャラ!」
zip、うにゅ~、掴みにくい語だー。ん~、ジッパーとかパソコンの圧縮とかのzip だろうけど、サーフィンレッスンの3か月がzipになったってなことだと思うので、上のように訳しました。
ミス・ピギーから写真撮影で遅れると電話が入った後、スウェーデン風シェフ登場。
~ 七面鳥登場シーン ~ ゴンゾ
“ Don’t you realize it could be very dangerous for turkeys around here? ” 七面鳥
“ Not to worry. I’m a survivor. Now, where is my room? ” ゴンゾ
“ If you’ll not careful, it will be in the oven. ” 七面鳥
“ So long, bucko. ” ゴンゾ
“ See ya on dinner. ” 「この辺は七面鳥にとってとても危険だってこと分からないの?」
「心配いらない。おれはサバイバーだ。おれの部屋はどこ?」
「気を付けないと、オーブンの中に入るぞ」
「またな、若者」
「夕食で会おう」
いかにもマペットらしいやりとりだなあ(っ*≧▽≦)つ
bucko は「若者」「やつ」の他に俗語で「いばりちらすやつ」という意味もあるんだって。
ちなみに、このゴンゾと七面鳥の中の人はブーバーとウェンブリーだね♪
~ キッチンでのカーミットとロビンのシーン ~ ロビン
“ We always come together at Christmas? ” カーミット
“ Yeah. Life would just pass in a blur if it weren’t for times like this. ” 「ぼくたちクリスマスはいつも一緒だね」
「そうさ。こういう時がなかったら人生はただつまんないものになっちゃうんだよ」
blur…「かすみ」「ぼけ」「曇らせる」
~ 犬のロルフとスプロケットのシーン ~スプロケットとロルフが犬語で挨拶(ノ∇≦*)
博士
“Don’t you just hate it if you can’t speak the language? ” 「言葉をしゃべれないから嫌がってるだけなんだね」
ロルフは犬だけど普通に英語を喋るからなあ(笑
でもこうして見ると、スプロケットは本物っぽく、ロルフはぬいぐるみっぽくしてあるよね。もしスプロケットが同じように喋れたらフラグルロックは別なものになっていただろうな。
ロルフは
“ This piano outta tune! I love outta tune pianos! ” 「このピアノは調律が狂ってるぞ。調律が狂ったピアノも大好き!」と言ってピアノを弾き始めます。(ロルフはピアノ弾きです)
~ フォジーと雪だるまのシーン ~そりすべりを歌いながら、「すごく寒い。今朝冷蔵庫を開けたら中にホッキョクグマがいて暖を取ってた」だとか「クリスマスはサンタと8匹の空飛ぶクマ(eight flying reinbear)の時だ」「それはトナカイだろ(reindeer)」「(雪を投げながら)いや、雪だよ」なんてコントをやり、博士が笑っています。
~ そしてカーミットにこのことを教えようとするシーン ~ フォジー
“ Kermit, now can I tell you about my act? ” カーミット
“ I’m all ears. …What could that be? ” フォジー
“ What does he mean he’s all ears? Frogs don’t even have ears. ” 「カーミット、ぼくの新しい芸のことを話したいんだけど」
「I’m all ears. (スプロケットの吠え声)…何だ?」
「“he’s all ears” ってどういう意味? カエルに耳なんてないのに」
I'm all ears. … 「ちゃんと聞くよ」「言ってごらん」「話して」という意味の慣用フレーズ。直訳だと「全身が耳です」になるので、それをネタにしてるのね(ノ∇≦*)
スプロケットが吠えていたのはスウェーディッシュ シェフが七面鳥だと思い捕まえようとしているから。
~ 博士とスウェーディッシュ シェフのシーン ~ 博士
“ This is my dog, Sprocket! He is not a Christmas turkey! ” スウェーディッシュ シェフ
“ #$%&( 意味不明の言葉)” 博士
“ I don’t care if the turkey says the dog is a turkey! The dog is not the turkey! The turkey is the turkey! You turkey!! ” 「これは私の犬でスプロケットだよ!クリスマスの七面鳥ではない!」
(意味不明の言葉)
「七面鳥が犬が七面鳥だと言ったって?! 犬は七面鳥じゃない!七面鳥が七面鳥だ!ばかめ!!」
あははは(っ*≧▽≦)つ
turkey…「七面鳥」 俗語で「失敗作」「のろま」「どじ」の意味
~ マペットの赤ちゃん時代のフィルムを見てみんなが感想を言うシーン ~ ジャニス(?)
“ Oh, look. There's Rowlf when he was just a little wee pup. ” ロルフ
“ Not so wee, I was paper trained. ” wee…「小さい」「ちっぽけな」 または「非常に早い」
pup…子犬
paper-train…犬などを紙の上で排便するようにしつけること
「見て。ほんのちっちゃな子犬ちゃんだった時のロルフよ」
「いやそんなちっぽけな頃じゃなく、しつけ期だ」
おむつしてるからねぇ(ノ∇≦*)
博士
“ Oh, that was fun! Even weirdoes are cute when they’re babies. ” ゴンゾ
“ I knew you’d learned to love us! ” 博士
“ I didn’t say that. ” 「面白かった! 奇妙な彼らも赤ちゃんのころはかわいかったんだね」
「ぼくたちを愛するようになるって分かってたよ」
「そうは言っていないぞ」
ニワトリのカミラをはさんで七面鳥とゴンゾがやりあっているとカーミットがきます。
~ カーミットとゴンゾのシーン ~ カーミット
“ Hark! What do I hear? ” ゴンゾ
“ You hear me about to make some turkey hash. ” カーミット
“ No! No! Listen! Me thinks me hears Christmas carols! ” hark…よく聞く、 耳を傾ける
「聞いて! 何の音?」
「七面鳥をハッシュにしてる音だよ」
「違う、違う!聞いて、クリスマスキャロルだよ!」
hash は、 「細切れ」「切り刻む」「~をめちゃくちゃにすること」の意味で、ハッシュ・ド・ビーフのハッシュですね。(ハッシュタグのハッシュともいう)
カーミットは一人称を I じゃなくme と言ってるけど、これは多分幼児語風にわざと言ってるんだと思う。
だって、歌いながらやってきたのは、
セサミストリートのマペットたち! カーミット
“ It’s a Sesame Street Gang! ” ビッグバード
“ Merry Christmas from Sesame Street! ”この続きは次回~♪