ファイロとガンジ♪ 紫がファイロでグレーがガンジです。



55話『Home Is Where the Trash Is/クズーとボロロの家さがし』のリスニング、 その2です。


【冒頭のゴミーさまと2匹のシーン】
この回はファイロとガンジが主役なので、ゴミーさまのシーンから始まります。といってもゴミーさまは寝ていて、2匹の禅問答のようなやりとりで物語が始まります。

ヾ(✿≧◡╹)ノ゙✿~~~【笑えるシーン】~~~♪(ノ∇≦✿)♪
 ガンジ “ How long do you think we’ve been with Marjorie? ”
 ファイロ “ Well, I don’t know, Gunge, as long as I can remember. ”
 ガンジ “ I thought it was since the day before yesterday. ”
 ファイロ “ ...It’s the same thing. ”
  ■ the day before yesterday 一昨日
  「ぼくたちどれくらいゴミーさまのところにいるんだっけ?」
  「さあ、ガンジ、覚えてる限りずっとかな」
  「おとといからだと思った」
  「…同じことじゃないか」
ネズミの脳みそなんてちっぽけだから、せいぜい3日前くらいからしか覚えてないっていう皮肉的パロディかしらん?(*≧∀≦*)あはは!
何度も書いているけれど、ファイロとガンジはゴミーさまのことを "Marjory" と呼びます。ゴミーさまの名前ね。


ヾ(❀╹◡╹)ノ゙?【うまく訳せない台詞】 ❀~?
 ガンジ “ Today’s the day? ”
 ファイロ “ Sure, today’s the day. What do you think? Yesterday’s the day? Yesterday was the day yesterday.And tomorrow will be the day tomorrow.But today, today’s the day. Why do you ask? ”
  「今日でしょ?」
  「そうさ、今日は今日だ。なんだよ?昨日が今日だって言いたいのか?昨日は昨日(の時点では)今日だ。明日なら明日になれば今日だ。でも今日は、今日が今日だ。どうしてそんなこと聞くの?」
うー、うまく訳せーん。まあいいや。
ガンジはここを出て家に帰るのはいつ?今日でしょ!と言いたいの。と、ゴミーさまが起きましたよ~。


hit the road 旅に出る
 ファイロ “ The first thing that we are gonna to do today is hit the road. ”
  「ぼくたち今日最初にやることは旅に出ることだ」

ゴミーさまに「どこへ行くんだい?」と聞かれた2匹は、ゴミーさまが生まれて一緒にいるよう頼まれる前にいた場所、つまり”HOME”だと答えてます。ファイロとガンジはゴミーさまといる前にどこか別の場所にいたってことなのかな。
具体的には"a Crystal Grotto next to the ruins of King Sweeney’s subterranean cafe"(凋落したスィーニー王の地下カフェテリアの隣にあるクリスタル洞穴) "a giant Weeba Tree on the banks of the underground river bongo"(地下川ボンゴの土手の上に立つ巨大ウィーバーの木) かな?んー、よく分からん。
ねーねー、bank って「銀行」以外に「土手」「川岸」「浅瀬」という意味もあるって知ってた?(←念のため調べて分かった)

で、ゴミーさまが外には邪悪なものがいるんだよ、とワンダー・マクムーチのことを言うわけ。ワンダー・マクムーチはゴミーさまいわく、

 He’s a bug-eyed bundle of warts all over a nasty disposition.
  ■ wart 「いぼ」「こぶ」「欠点」「魅力のない欠陥品」
  「目の飛び出たイボだらけの胸糞悪いイヤ~なやつだ」

後半でゴミーさまはマクムーチのことを邪悪なワンダー・マクムーチ(The evil Wander Mcmooch) と言い、宿敵(nemesis)だと説明しています。

でも2匹は「そりゃカッコイイー!」だって。

ヾ(❀╹◡╹)ノ゙?【え?なに?台詞】 ❀~?
 ファイロ “ A snappy dresser! ”
 ゴミーさま “ Okay, boys, okay. Yuck it up. But, boys, if you leave I know you wouldn’t last a single day without me to protect you. ”
 ファイロ “ Well,when you put it like that! ”
  「よっしゃ身支度だ~!」
  「分かったよ、坊やたち。大笑いだね。でもね、おまえたちが出てっても、私なしでは守るものもいなくて一日も持たないだろうよ」
  「そうおっしゃるのならやってみるべ!」
「やってみるべ」なんて言い方しないことは承知ですってば(笑
・・・えーっと、ここ、つまりまくった箇所でして、分からないところが3つほど。
“ A snappy dresser! ” 
 ん~、こりゃ最初マクムーチのことを言ったのかと思ったけど、そうじゃないな、snappy は「すばやい」「てきぱきした」「粋な」という意味だし、dresser はまんまドレッサーのことだろうから、身支度しなきゃってことかと。
“ Yuck it up. ”
 なんでしょか、これ。そもそも合ってるのかも怪しいんですが、Yuck it up. は「バカ騒ぎをする」「大笑いをする」ってな意味合いらしいです。
“ When you put it like that! ”
 これもまたどう訳せばいいのやらですが、多分「あなたがそう言うのなら」って意味だろうと思う。

そうそう、ファイロの荷物には歯ブラシが入っているんだヨ~(ノ∇≦*)

ファイロとガンジはゴミーさまの元を去っていきます。ゴミーさまはどうせ戻ってくるはずと思っているけど・・・。