Michael. K. Frith さんが書いたフラグルロックの初期の設定スケッチです。

中央にフラグルロック、右上にゴーグの城、左上が外の世界へ続く博士の家が描かれています。


フラグルロックは片方がゴーグの地へ片方は博士へ繋がっていて、フラグルを見るたび、ゴーグ王子は捕まえようとし、博士の犬のスプロケットは吠えるというのがお決まりのパターン。

さて今回は第1シーズン20話の『The Garden Plot/敵がくる せめてくる』 のリスニングをやってみたいと思います。
フラグルにとってスプロケットが単なるモンスター獣でしかない第1シーズンのお話。
スプロケットがフラグルロックに入ろうと穴を広げようとするんです。それを見てフラグルたちはぎゃあーってなる。更に恐ろしいことに、ゴーグ王子はゴーグ王子でフラグルロックの岩を砕こうとするの! つまり両方の穴から敵が攻めてきてるわけです。

テーマは「恐怖」 あるいは「自分が怖がってることを認めること」


【この回のトリビア】
・幼少時のゴーボーや赤ちゃん時の王子が出てくる
・フラグルロックの岩はゴーグにとって「ある神聖な場所」であることが判明。別名 kissing rock


The Garden Plot』 の邦題が分かりません。ご存知の方がいましたら教えてくださいませ。
(判明しました!「敵がくる せめてくる」です)


-------------------------- 日本語でストーリー紹介 ------------------------------------
ゴーボーのハガキ取りについてきたレッド。失敗して再び取りいくゴーボーのことをあれこれ言っていたら、話の流れでレッドがゴーグの庭からラディッシュを取ってくることに。レッドは怖がってないことを証明しようとゴーグの庭へ行くけれど、ゴーグ王子がフラグルロックの岩をハンマーで砕こうとしていることを知る。
一方スプロケットは博士に「穴が小さくて入れない」と言われ、木づちで穴を大きくしようとする。
ゴーボーはウェンブリーとモーキーと共に博士のほうへ、レッドとブーバーはゴーグのほうへ。
木づちの振動で棚から箱が落ちて気絶したスプロケット。ゴーボーはその場をウェンブリーとモーキーに任せてゴーグのほうへ行くけれど、レッドの姿がない。
レッドを探しに穴の外に出るゴーボー。入れ違いにレッドが帰ってくる。ゴーグ王子が爆弾を仕掛けたため、レッドは爆弾を城に運び返したらしい。
その直後、城が爆発。
ゴーボーは爆発に巻き込まれ、動けなくなり、うわ言で「おじさん、ぼく怖いよ。歌ってよ」と言う。レッドとブーバーは歌いながらゴーボーを救おうと必死。倒れているゴーボーとゴーグ王子は小さかった時の夢を見る。
ゴーボーを助けたレッドは「すごく怖かった。すごく心配だった」と認めたのでした。


・・・というストーリーなんですが、実はこの回、主役を誰ととるかで受け取り方が変わる回だと思います。

-------------------------- ゴーグ王子からみたストーリー --------------------------
ゴーグ王子はいつか自分のものになると王冠を見ていたが、王冠を潰してしまい、王様に怒鳴られる。
王様は王妃とともに出かけるが、帰ってきたら説教の続きをやるって。
いつも怒られてばかりの王子は、王様に褒めてもらいたくて、何かないかと考える。
そうだ、あの古い岩(フラグルロック)をなくしてきれいにしよう!
早速ハンマーで岩を叩き始めるが、ハンマーは壊れてしまう。
爆弾があることを思い出した王子は、穴に爆弾を置き、ヘルメットをし、火をつけ、安全なところまで下がって待つことに。
ドッカーン!
あれ、岩がまだあるぞ? うわーっ、城が爆発した!大変だ、王様にどんな目にあわされるか。
帰ってきた王様と王妃は現場を見て「敵が攻めてきたんだな、ひとりで怖かっただろう?」と言い、フラグルロックの岩を壊そうとしたのも敵の仕業と勘違い。
王妃と王様が言うには、「この岩で王様と初めてキスしたの」「王子もいつかここでキスするのだ」だって。この岩はゴーグにとって神聖な場所だから壊してはいけないと分かったのでした。
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なんともロマンチックな理由でフラグルロックの安全が保障されているんですねぇ(ノ∇≦*)
(最終回あたりで王様自身が爆弾を仕掛けたじゃないかというツッコミはナシで)

ではリスニング開始♪