フラグルロック63話『Born to Wander(ぼうけんマット誕生)』のリスニング その1 [フラグルロックで英語勉強]
面白い動画を発見したので紹介します。
マットおじさんとコッターピンが朝のテレビ番組に出演しているんです。
Traveling Matt and Cotterpin 投稿者 MuppetWiki
こんなのあったのね~(ノ≧∀≦)ノ
フラグルロックのVHSを紹介してるってことは1993~4年あたりかな?(1985年UKのCITVに出演したもの判明)
司会の女性が「silly creatureじゃなくhuman being よ」と言い、テレビのショーだと説明してます。
ドーザーのコッターピンはテレビをテクノロジーの一種だと理解したようだけど、マットはさっぱり分かっていません。マットったらテレビカメラを覗き込んでこれはなんだとやってます。んでもって「おかしな生き物どもが朝食を食べている」だって(ノ∇≦*)テレビを見ている人間のことかー。
VHSの紹介で偉大なジョンが映った後、箱の中にフラグルを閉じ込めるとはどうやったのかとびっくりしているマット。司会者がコッターピンに代わりに説明してくれるようお願いしてるのですが、コッターピンはうんざりだって言ってるヨ~(ノ∇≦*)
最後に司会者用のカンペを読んじゃうところも面白くいです(ノ≧∀≦)ノ
さてさて。
フラグルロックのリスニングにリクエストをいただきました。ストーリーテラーの話をとのことなので、
63話『Born to Wander』 日本版タイトルは「ぼうけんマット誕生」(コンプリートDVDシーズン3の3枚目)
をやります。ストーリーテラーがマットおじさんの少年の頃の冒険談を聞かせる回です。
この回の面白さはなんといっても少年マットとおじさんの「ゴーボーおじさん」のやりとりにあります。このふたりが最高におかしいんです!セサミストリートでいうところのグローバーと青い男(ミスタージョンソン)の構図なので、ズレてる少年マットに振り回されるゴーボーおじさんの台詞が爆笑です。中の人も同じジェリー・ネルソンさん(ノ∇≦*)
少年マットとゴーボーおじさんは85話『The Riddle of Rhyming Rock(なぞなぞ岩のなぞ)』 にも再登場。
『The Riddle of Rhyming Rock(なぞなぞ岩のなぞ)』 の記事
少年マットが出てくるってことは、当然、少女の頃のストーリーテラーも出てきますよ~♪
昔話に出てくるフラグルたち
Matt マット(少年時代)
Uncle Gobo ゴーボーおじさん(マットのおじさん)
Storyteller ストーリーテラー(少女時代)
Marly マーリー(ゴーボーおじさんにペン探しを頼みに来たフラグル)
Wimple ウィンプル(ドーザースティックが好物でマットに壊されたフラグル)
Dimple デインプル(マッシュルームが大好きなフラグル)
フラグル用語
The mushroom gatherers …マッシュルーム採集隊
FragglePedia … フラグル百科事典フラグルペディア
・フラグルペディアについて。正式名称は恐らく Encyclopedia Fragglia
これは元々レッド役のカレンさん(Karen Prell)がフラグルロックの各エピソードやスタッフ、歌やキャラクター等のデータを書かれたことが発端となっています。製作スタッフもシリーズが進むにつれ昔ちょこっとだけ出したキャラクターや設定等は忘れていて、カレンさんのフラグリアを参考にしていたんだそうです(ノ∇≦*) 作品中にフラグル辞典が出てくるのはそのオマージュ。第3シーズン以降に何度か登場します。
この回はマットがバラエティに富んだ謝り方をすることにも注目です。
日本語でストーリー紹介
ストーリーテラーのお話はゴーボーのリクエストでマットおじさんの最初の冒険話。
それはフラグルたちがまだラディッシュを知らない頃。フラグルの主食はマッシュルームとドーザーのビル。ところがマッシュルームがなくなった。大変!このままじゃフラグルは飢えてしまう。
頼みの綱は探検家のゴーボーおじさん。マッシュルーム探しに出かけたおじさんのそばをくっついて離れないマット。マットの趣味の石集めのせいでゴーボーおじさんが怪我しちゃった!
フラグルの広間ではドーザースティックの配給が始まるものの、フラグルが食べるスピードにドーザーの建築が追いつかず、このままでは皆、餓死してしまう。
そこで歩けないゴーボーおじさんの代わりにマットが食料探しに出かけることに。探検中、岩が崩れ、穴が開き、なんとゴーグの庭を発見しちゃった!!
フラグルに驚いたゴーグ王妃はラディッシュを落とし、赤い石をプレゼントしてくれたと大喜びで広間に戻るマットだけど、その赤い石って…食料じゃないかー!マット、やったね!
こうしてフラグルは無事危機を回避できたのでした。めでたしめでたし。
上のように書くとなんだか感動的な冒険談のようにも感じるけれど、コメディです、これ。感動なんてありませんってば(笑
個人的なオススメシーンは少年マットの歌うFollow Me(I Will Follow You)のシーン。
Follow Me こりゃもう何度も出てくるマットとゴーボーのテーマ曲で本来はいい曲だけど、この回はそのパロディといってもいいと思います。
♪ Every morning, Every day, Every evening, I will follow you! ♪ ←ストーカーか、おまえはっ!
絶対そうツッコミたくなるんだってば!(笑
今回は博士のシーンをやりましょう。
― 博士と犬のシーン ―
前半部
コードレスのラジエーター(cordless portable power generator)を発明している博士。ところが実験テスト(tryout) に失敗。これで五度目の失敗作だといっています。
博士 “ This is the fifth invention in a row, so called invention, that hasn’t worked! ”
in a row …連続的に
「これで5つ目の発明品だ、失敗した発明のな!」
うまくいかないので、過去の発明アイデアを見るんだけど、これが
“ How to sew a button on a fried egg ” 目玉焼きにボタンを縫う方法
そう、あれ! えっと何話だっけ? そうだ、6話の『The Preachification of Convincing John』での博士のシーンだ!(ノ≧∀≦)ノ
博士 “ Don’t laugh. I spend a lot of time on that. It was funny, though, wasn’t it? I don’t ever have funny ideas like that anymore. ”
「笑うなよ。ありゃ時間かかったんだぞ。おかしいよな?あんなおかしなアイデアはもう出てこなくなった」
確かに目玉焼きにボタンを縫うなんてアイデアはそうそう考えつかないだろうなあ(ノ∇≦*)
連続失敗し、「発明しない博士なんて発明家じゃない、わたしは何だ」とすっかり落ち込んじゃいました。
中間部
アイデアが浮かぶ自己啓発テープなんかちっとも効かん、くそったれ、と毒づいている博士(ノ∇≦*)
文句言うのをやめて代わりに何かしたらどうかとスプロケットにいわれたよ。
博士 “ But have you got any suggestions? ” 「何かいい案でもあるか?」
スプロケットはやることを書いた紙を入れた瓶を示すんだけど、これが迷ったところで、多分 “ job jar ” と言っているんだと思います。直訳すると仕事の瓶。紙にはワークショップの床掃除と書かれてありました。
そして悩んだのが次の台詞。
博士 “ I’ll get right onto it. ” 「早速始めよう」
ん~、これが聞き取りづらかった。しかも、ここ、“ I’ll get right into it. ” かもしれません。
onto にしろ into にしろ、ともかく to が聞こえるんだけど、I’ll get right on it. とはどう違うんだろう?
聞きようによっては、ライトゥントゥーイッに聞こえて、トゥーが強いので、なんとなく聞いてると do it かと聞き違えちゃいそうになりました。
ちなみに I'll get right to the point. だと「ずばり要点を言います」という意味。
後半部
床掃除をしている博士。
博士 “ One more lick and a polish, Sprocket. ” 「もうひと舐めしてツヤを出そう、スプロケット」
lick … なめること、ひと塗り
polish… ツヤ出し
掃除が終わりバケツを片付けようとし、ラジエーターのハンドルを引っ掛けてしまいます。動き始めたラジエーター。なんだ、失敗作じゃなかったんだと大喜びの博士。
博士 “ Never lose faith in yourself! If you believe you can do something, you can do it! So, do it! ”
「自分自身に対する信用を失うな!できると信じればできる!だからやるんだ!」
これは聞き取りも簡単で、分かりやすくて、力強い台詞ですね~!
フラグルのシーンは次回~♪
― 今回の使えそうなフレーズ ―
グチる博士を心配したスプロケットに博士が言った台詞
I get the point. 「分かった」
I don't get the point. だと 「何がおっしゃりたいのかわかりません」
代わりに何かしようという博士がスプロケットに言った台詞
Have you got any suggestions? 「何かいい案でもあるか?」「何かないかな?」
マットおじさんとコッターピンが朝のテレビ番組に出演しているんです。
Traveling Matt and Cotterpin 投稿者 MuppetWiki
こんなのあったのね~(ノ≧∀≦)ノ
フラグルロックのVHSを紹介してるってことは1993~4年あたりかな?(1985年UKのCITVに出演したもの判明)
司会の女性が「silly creatureじゃなくhuman being よ」と言い、テレビのショーだと説明してます。
ドーザーのコッターピンはテレビをテクノロジーの一種だと理解したようだけど、マットはさっぱり分かっていません。マットったらテレビカメラを覗き込んでこれはなんだとやってます。んでもって「おかしな生き物どもが朝食を食べている」だって(ノ∇≦*)テレビを見ている人間のことかー。
VHSの紹介で偉大なジョンが映った後、箱の中にフラグルを閉じ込めるとはどうやったのかとびっくりしているマット。司会者がコッターピンに代わりに説明してくれるようお願いしてるのですが、コッターピンはうんざりだって言ってるヨ~(ノ∇≦*)
最後に司会者用のカンペを読んじゃうところも面白くいです(ノ≧∀≦)ノ
さてさて。
フラグルロックのリスニングにリクエストをいただきました。ストーリーテラーの話をとのことなので、
63話『Born to Wander』 日本版タイトルは「ぼうけんマット誕生」(コンプリートDVDシーズン3の3枚目)
をやります。ストーリーテラーがマットおじさんの少年の頃の冒険談を聞かせる回です。
この回の面白さはなんといっても少年マットとおじさんの「ゴーボーおじさん」のやりとりにあります。このふたりが最高におかしいんです!セサミストリートでいうところのグローバーと青い男(ミスタージョンソン)の構図なので、ズレてる少年マットに振り回されるゴーボーおじさんの台詞が爆笑です。中の人も同じジェリー・ネルソンさん(ノ∇≦*)
少年マットとゴーボーおじさんは85話『The Riddle of Rhyming Rock(なぞなぞ岩のなぞ)』 にも再登場。
『The Riddle of Rhyming Rock(なぞなぞ岩のなぞ)』 の記事
少年マットが出てくるってことは、当然、少女の頃のストーリーテラーも出てきますよ~♪
昔話に出てくるフラグルたち
Matt マット(少年時代)
Uncle Gobo ゴーボーおじさん(マットのおじさん)
Storyteller ストーリーテラー(少女時代)
Marly マーリー(ゴーボーおじさんにペン探しを頼みに来たフラグル)
Wimple ウィンプル(ドーザースティックが好物でマットに壊されたフラグル)
Dimple デインプル(マッシュルームが大好きなフラグル)
フラグル用語
The mushroom gatherers …マッシュルーム採集隊
FragglePedia … フラグル百科事典フラグルペディア
・フラグルペディアについて。正式名称は恐らく Encyclopedia Fragglia
これは元々レッド役のカレンさん(Karen Prell)がフラグルロックの各エピソードやスタッフ、歌やキャラクター等のデータを書かれたことが発端となっています。製作スタッフもシリーズが進むにつれ昔ちょこっとだけ出したキャラクターや設定等は忘れていて、カレンさんのフラグリアを参考にしていたんだそうです(ノ∇≦*) 作品中にフラグル辞典が出てくるのはそのオマージュ。第3シーズン以降に何度か登場します。
この回はマットがバラエティに富んだ謝り方をすることにも注目です。
日本語でストーリー紹介
ストーリーテラーのお話はゴーボーのリクエストでマットおじさんの最初の冒険話。
それはフラグルたちがまだラディッシュを知らない頃。フラグルの主食はマッシュルームとドーザーのビル。ところがマッシュルームがなくなった。大変!このままじゃフラグルは飢えてしまう。
頼みの綱は探検家のゴーボーおじさん。マッシュルーム探しに出かけたおじさんのそばをくっついて離れないマット。マットの趣味の石集めのせいでゴーボーおじさんが怪我しちゃった!
フラグルの広間ではドーザースティックの配給が始まるものの、フラグルが食べるスピードにドーザーの建築が追いつかず、このままでは皆、餓死してしまう。
そこで歩けないゴーボーおじさんの代わりにマットが食料探しに出かけることに。探検中、岩が崩れ、穴が開き、なんとゴーグの庭を発見しちゃった!!
フラグルに驚いたゴーグ王妃はラディッシュを落とし、赤い石をプレゼントしてくれたと大喜びで広間に戻るマットだけど、その赤い石って…食料じゃないかー!マット、やったね!
こうしてフラグルは無事危機を回避できたのでした。めでたしめでたし。
上のように書くとなんだか感動的な冒険談のようにも感じるけれど、コメディです、これ。感動なんてありませんってば(笑
個人的なオススメシーンは少年マットの歌うFollow Me(I Will Follow You)のシーン。
Follow Me こりゃもう何度も出てくるマットとゴーボーのテーマ曲で本来はいい曲だけど、この回はそのパロディといってもいいと思います。
♪ Every morning, Every day, Every evening, I will follow you! ♪ ←ストーカーか、おまえはっ!
絶対そうツッコミたくなるんだってば!(笑
今回は博士のシーンをやりましょう。
― 博士と犬のシーン ―
前半部
コードレスのラジエーター(cordless portable power generator)を発明している博士。ところが実験テスト(tryout) に失敗。これで五度目の失敗作だといっています。
博士 “ This is the fifth invention in a row, so called invention, that hasn’t worked! ”
in a row …連続的に
「これで5つ目の発明品だ、失敗した発明のな!」
うまくいかないので、過去の発明アイデアを見るんだけど、これが
“ How to sew a button on a fried egg ” 目玉焼きにボタンを縫う方法
そう、あれ! えっと何話だっけ? そうだ、6話の『The Preachification of Convincing John』での博士のシーンだ!(ノ≧∀≦)ノ
博士 “ Don’t laugh. I spend a lot of time on that. It was funny, though, wasn’t it? I don’t ever have funny ideas like that anymore. ”
「笑うなよ。ありゃ時間かかったんだぞ。おかしいよな?あんなおかしなアイデアはもう出てこなくなった」
確かに目玉焼きにボタンを縫うなんてアイデアはそうそう考えつかないだろうなあ(ノ∇≦*)
連続失敗し、「発明しない博士なんて発明家じゃない、わたしは何だ」とすっかり落ち込んじゃいました。
中間部
アイデアが浮かぶ自己啓発テープなんかちっとも効かん、くそったれ、と毒づいている博士(ノ∇≦*)
文句言うのをやめて代わりに何かしたらどうかとスプロケットにいわれたよ。
博士 “ But have you got any suggestions? ” 「何かいい案でもあるか?」
スプロケットはやることを書いた紙を入れた瓶を示すんだけど、これが迷ったところで、多分 “ job jar ” と言っているんだと思います。直訳すると仕事の瓶。紙にはワークショップの床掃除と書かれてありました。
そして悩んだのが次の台詞。
博士 “ I’ll get right onto it. ” 「早速始めよう」
ん~、これが聞き取りづらかった。しかも、ここ、“ I’ll get right into it. ” かもしれません。
onto にしろ into にしろ、ともかく to が聞こえるんだけど、I’ll get right on it. とはどう違うんだろう?
聞きようによっては、ライトゥントゥーイッに聞こえて、トゥーが強いので、なんとなく聞いてると do it かと聞き違えちゃいそうになりました。
ちなみに I'll get right to the point. だと「ずばり要点を言います」という意味。
後半部
床掃除をしている博士。
博士 “ One more lick and a polish, Sprocket. ” 「もうひと舐めしてツヤを出そう、スプロケット」
lick … なめること、ひと塗り
polish… ツヤ出し
掃除が終わりバケツを片付けようとし、ラジエーターのハンドルを引っ掛けてしまいます。動き始めたラジエーター。なんだ、失敗作じゃなかったんだと大喜びの博士。
博士 “ Never lose faith in yourself! If you believe you can do something, you can do it! So, do it! ”
「自分自身に対する信用を失うな!できると信じればできる!だからやるんだ!」
これは聞き取りも簡単で、分かりやすくて、力強い台詞ですね~!
フラグルのシーンは次回~♪
― 今回の使えそうなフレーズ ―
グチる博士を心配したスプロケットに博士が言った台詞
I get the point. 「分かった」
I don't get the point. だと 「何がおっしゃりたいのかわかりません」
代わりに何かしようという博士がスプロケットに言った台詞
Have you got any suggestions? 「何かいい案でもあるか?」「何かないかな?」
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