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フラグルロック32話『あそぶの大好き(原題 All Work and All Play)』のリスニング [フラグルロックで英語勉強]

フラグルロックのリスニング、今回はドーザーの話を選びました。
32話『All Work and All Play』(コンプリートDVDシーズン2の2枚目に入っています)
日本版では「あそぶの大好き」というタイトルだったと思います。
この話はドーザーの話の中で一番有名な話だと思います。フラグルになりたいドーザーのお話。
フラグルロックでドーザーが初めて主役になった回です。主役はコッターピン・ドーザー。

こちらの動画は以前にも紹介しましたが、この回の劇中歌です。


ドーザーには「ヘルメット戴冠式」があり、ヘルメットをもらうことで一人前のドーザーとして建築の仕事をできるようになります。ドーザーにとってそれが一番素敵なこと。ところが「建築なんかしたくない、ヘルメットなんか欲しくない」というドーザーが出てきます。それがコッターピン。コッターピンはフラグルになりたくてレッドのところへ行くんだけど、自分がドーザーであることを認識する結果になるというのが今回の『All Work and All Play』のストーリーです。


この回のトリビア
・モーキーとブーバーは出てこない
・ゴミーさまとゴーグも出てこない
・ドーザーの食料はfood pellets(フード・ペレット)
・フラグルロックのコミックにもこの話がある。また絵本にもこの話が元になっているものがある
・コッターピンの歌『The Way I've Got to Go 』は10話『Don't Cry Over Spilt Milk』の中でモーキーが歌う『Kick a Stone』のアレンジバージョン。モーキーとコッターピンは同じ人Kathrynさんが演じていますが、この2つの曲は全く違う歌い方をしているんだヨ。
・レッドの歌『Rumble Bug Hum
 これ、いつだったかのイベントでレッドが会場の人と一緒に歌っていました。(実際はレッドじゃないと歌えないような早口の歌で、イベントではゆっくり始めて最後にはノーマルテンポにもっていって会場の人が歌えなくて笑い出すというもの)


フラグル用語
 Rumblebugs…ランブル虫。ランブルはフラグルロックに住む昆虫の一種でよく鳴く
 Rumble-hums…ランブルのハミング
 the cave of the Rumblebugs…ランブル虫のいる洞窟
 Whistling Tunnel…口笛トンネル
 Wingnut…ウィングナット。コッターピンのママの名前
 Flunge…フランジ。コッターピンのパパの名前
 Granny Cantilever…グラニー・カンチレバー。コッターピンのおばあちゃんの名前


ではではリスニングです。
今回はフラグルとドーザーのシーンの前半部をやります♪

ゴーボーとレッドはハガキを取りに行った帰り道。レッドが「外の世界なんてドーザーと一緒で退屈だわよ」なんて言っています。
その近くを通りかかるドーザー
 “ Work shift, Doozer. Heading home! ” 「交代だ。家に帰ろう!」
交替制勤務なのか~。
仕事上がりのドーザーたちが「ゲームしないか?」「家に帰ってガーデニングするって妻に約束してるんだ」なんて言いながらたむろっていますが、仕事が終わったドーザーたちはみんなヘルメットを脱いでることに注目!

~ 公園でのコッターピンのシーン ~

 レンチ “ Hi, Cotterpin. Me and Staple are going out back and play work crew. Want to come? ”
 コッターピン “ Aw, give me a break, Wrench. We’re gonna be workers in a couple days. Who want to play at it? Besides I’ve got to study this dumb instruction manual. ”
 レンチ “ Haven’t you finished memorizing that yet? The Arkitect is gonna have a fit. ”
 「やあ、コッターピン。ステープルと作業員遊びをするんだけど、君も来るかい?」
 「冗談でしょ、レンチ。私たち後2・3日で作業員になるのに、誰がそんな遊びしたいのよ?それに私勉強しなきゃだもん、このやーなマニュアルを」
 「まだ覚えてなかったの? アーキテクトがカンカンになるぞ」
  have a fit …「かっとなる」「動転する」「卒倒する」ってな意味
  instruction manual …普通に訳すなら「取扱説明書」 でもこれ、ドーザーの教科書のことだと思う

二日後の式は、コッターピンとレンチとステープルの3人がヘルメット授与なのね。
レンチの自分の一人称ってクッキーモンスターみたいにme なのかな?


 レンチ “ Getting a helmet and becoming a worker is the greatest thing in life. ”
  「ヘルメットをもらって作業員になることは人生で一番偉大なことだ」

ドーザーの価値観がハッキリ出てます。でもコッターピンは勉強より絵を描くことに夢中。作業員には魅力を感じていません。

そこにママ登場。ちゃあんと勉強しているか様子を見に来ましたよ~。
ママが来たと知り、横になっているコッターピン。

 コッターピン “ I’ve over studied. My brain is being squashed right down into my toes! ”
 ウィングナット “ Have you really been studying your instruction manual? ”
 コッターピン “ I’ve got to the smartest toes in Doozer-dom. ”
 「勉強しすぎだ~。私の脳みそがつま先まで下がっていってる!」
 「あなた本当に勉強してたのかしら?」
 「私はこのドーザー世界で一番頭のいいつま先持ってるんだから」

え~っと、ここ、軽くジョークをかましてる場面だけど、最初はなんて言っているのかさっぱり分からなかったよ~。ちゃんと勉強してるのか見に来たママに「脳みそが足の方に行っちゃった」って誤魔化してるわけね。
そこへパパのフランジがやってくるんだけど、このフランジの台詞もまた聞き取りにくいったら!

 フランジ “ Well, look at here, it appears to be a family and they appear to be mine! ”
 「おやおや、ここに家族がいるじゃないか、わたしの家族のようだ」

こういう言い方(まず自分からみた言い方をして次に相手側からみた言い方をする)ってウェンブリーがしがちなんだけど、中の人が同じだから?
娘のコッターピンったら変な絵ばかり描いてて勉強しないのよ~ってパパに言うママ。

 ウィングナット “ Now, Cotterpin, remember the story of “THE DOOZER WHO DIDN'T?” He didn’t work and he didn’t build. ”
 フランジ “ And he grew long far and a tail and turned into a Fraggle! ”
 「コッターピン、“THE DOOZER WHO DIDN'T?”という話を思い出してごらん。働かなくて建てなかった男の話よ」
 「そして長い毛としっぽが生えて、フラグルになったのだ!」

ここで THE DOOZER WHO DIDN'T?というタイトルの本の話が出てきます。これ、実際にThe Legend of the Doozer Who Didn'tというタイトルで絵本化されてます(1984年発刊)。働かずに遊んでいたらフラグルになっちゃったという話。ドーザーの昔話ではフラグルは働かないドーザーのなれの果ての姿だそうな(ノ∇≦*)
コッターピンは「それが本当ならいいのに」「フラグルのほうがいいな」なんてのたまっていて、パパとママに先生のアーキテクトのところへ行けと言われちゃいました。


~ アーキテクトのシーン ~
ここがね~、建築現場なもんだから建築用語が出てくるの~。難しい~。
とりあえず単語だけでも。
 cantilever…片持ち梁
 dimensions…寸法、面積
 blueprint…計画図

コッターピンを見て「またか。これ以上私にどうしろと?」なんて言っています(ノ∇≦*)

 コッターピン “ Why don’t you give up on me? Ha ha! ” 「諦めるってのは? ははは」
 アーキテクト “ Don’t get sassy smart with me! ”  「私に生意気な口をきくな!」
  sassy…口語で「生意気な」「厚かましい」って意味

ヘルメットじゃなく別のものが欲しいというコッターピン。

アーキテクト“Happy Doozers building, the creative joy of work is the finest thing there is. ”

ドーザーがビルを作るのは創造する喜びこそ最高のものだからなのねo(*⌒―⌒*)o
でもコッターピンには他にも素敵なことがあるじゃないか、例えばランブル虫の声とかって言うけれど、「あっちで勉強しろ」って言われちゃった(ノ∇≦*)

そのあっちにはゴーボーとレッドが「口笛トンネル(Whistling Tunnel )まで競争しない?」「後でね。今は後ろ歩きで記録を出そう」「待って!ランブル虫の洞窟へ行こう!」ってやってます。それを見てコッターピンがフラグルになりたーいって思っちゃう(⌒∇⌒)分かる分かる


~ ゴーボーとウェンブリーの部屋のシーン ~
帰り道でランブル虫を見つけてハミングを覚えてきたってレッドがハミングしてるんだけど、それを聞いたウェンブリーと続くゴーボー、レッドの会話

 ウェンブリー “ That’s neat! ”
 ゴーボー “ Now, we can read the postcard from uncle Matt! ”
 レッド “ Not neat. ”

また出てきました。That’s neat! これは『River of Life』でも書いたけれど、「整然としている」「すっきりしてる」という意味。ウェンブリーがよく使うフレーズです。
ゴーボーの「おじさんからのハガキを読もう!」はお約束♪ それを聞いたレッドがすぐさま Not neat. と言ってハミングをやめているのがおかしいの(っ*≧▽≦)つ

おじさんのハガキは飛ばしてっと(笑

レッドたちの話題はドーザーのこと。フラグルがドーザーをどう見ているかが分かります。
 レッド “ I mean all they do is work! No games, no fun. ”
 ウェンブリー “ No, lunch! ”
 「仕事ばっかりして、ゲームもないし楽しみもない。ランチもない」だって!

その様子をこっそり覗いているコッターピンに「家に帰って勉強しなさい!」ってアーキテクトのお叱りの声が。勉強サボってばかりなんだから「注意するのはこれが最後だ」って怒りたくもなるわな(ノ∇≦*)
勉強しろ勉強しろと言う親や先生とサボってばかりの子どもというどこにでもあるやりとりで視聴者の子供の心をつかんだに違いないゾ。ドーザーの社会は人間社会を反映していて面白いの。


~ 夜、コッターピンの家 ~
勉強してます(笑 
コッターピンが読んでいるのは恐らく instruction manual

 Rule No1. A Doozer’s nature is to BUILD. Rule No.2...
 「ルールその1 ドーザーの本質は建てることだ。 ルールその2…」

あははは。やはりそうか。

そこへパパが「勉強してるな? 絵描いてるんじゃないだろな?」って様子を見に来て、ママも「後で問題出すからね」って窓から顔を出しています。こういう部分も子供心を掴むよね。パパが行った後「フラグルになったっていーじゃん。レッドっていうひとはランブル虫のハミング覚えたんだぞー」ってぶつぶつ言ってるのも気持ち分かるなあ。(親の方の気持ちはもっと分かるけど(ノ∇≦*)



~ ヘルメット戴冠式 ~
動画のシーンの前に家からコッターピン家族が出てきて、娘は今日から社会人だ、おめでとう!って場面があるんだけど、ツッコミ入れていいですか?

 ウィングナット “ Oh, no. I forgot to wax a dog. ” 「しまった、犬にワックスかけるのを忘れていたわ」

えーーーっ!? 犬?! 犬ってなに???
聞き違いかと思ったんだけど、dog って言ってるよね?!


ヘルメット式の歌の最後で
 コッターピン “ No! No! NO! NO! I won’t take a helmet! I won’t build! I’m going to be a Fraggle! ”
 「ヘルメットは受け取らない!建てたくない!フラグルになる!」
と出て行きました。ドーザーたちはみんなびっくり!


続きは次回~♪



― 今回の使えそうなフレーズ ―
親が子供にいいそうなフレーズです(ノ∇≦*)

仕事終わりのウィングナットの台詞から
  I have to make sure she’s studying. 「勉強してるか確かめなくっちゃ」


アーキテクトがコッターピンに言った台詞を2つ
 Where are you?! Come back here and study your lesson!
 「どこにいる? 戻ってきて勉強しなさい!」

 Enough of this silliness! Now, you get along home and study right now! And that’s final!
 「ふざけるのもいい加減にしろ! 家に帰って今すぐ勉強するんだ!これが最後だからな!」





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コメント 2

てく

はじめまして、フラグルロックが懐かしくて探していたら、こちらのサイトを発見致しました´`*とても懐かしいお話で、頭の中に映像が思い起こされて幸せな気分になりました、ありがとうございました!また、ご訪問させて頂きます´`*
by てく (2013-04-16 14:16) 

笙野みかげ

♪ てく さま
こんにちは!ようこそいらっしゃいました。
当ブログでは英語オリジナル版の聞き取りに挑戦しています。昔見たフラグルロックのストーリーを少しでも思い出していただけたら幸いです。
いつでもお好きな時にいらしてくださいね^^
by 笙野みかげ (2013-04-16 19:07) 

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