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フラグルロック32話『あそぶの大好き(原題 All Work and All Play)』のリスニング その2 [フラグルロックで英語勉強]

フラグルロックコンプリートDVDシーズン2の2枚目、32話『All Work and All Play』のリスニング。

前回の続き、その2です。
ドーザーのコッターピンが「フラグルになる!」とヘルメットを拒否して出て行った後から最後までをやります。


~ コッターピンとレッドが初めて会話するシーン ~
昼寝中のレッドを見て“ Red,my favorite Fraggle! ”だって!
“ Hello, Red Fraggle, ma’am. My name is Cotterpin Dooer and simply must talk to you. ” と自己紹介するけど、レッドは「ドーザーはフラグルと話さない」と寝ながら答えてます(ノ∇≦*)

 コッターピン “ I think you are the most terrific Fraggle in the whole world. ”
 「あなたはこの世で一番素晴らしいフラグルだと思う」

この言葉で飛び起きたレッド(っ*≧▽≦)つ
ドーザーが話しかけてることにびっくり。コッターピンはレッドのようになりたいっていうの。

 コッターピン “ Because you do all the things that Doozers don’t. You play and sing and even listen to the hums of Rumblebugs. That’s what I wanna do. ”
 レッド “ Well, I suppose I could teach you a thing or two dozen. ”
 「だってあなたがやることはドーザーがやらないことばかり。遊んで歌って、ランブル虫のハミングだって聞いちゃう。私もやりたい」
 「そりゃ、教えてあげることはできるけど、いくらでも」
a thing or two dozen みたいな言い方って前にもあったな。ワンダーマウンテンの回でレッドがモーキーに「1年後とか12年後とか」っていうやつ。ここでも(教えてあげることが)ひとつでもいいし2ダースでもいいしって言ってるんだよね。

「やった!じゃあいていいのね」「待ってよ。ええっ?」「大丈夫、私フードペレットが少しあればいいから」「フードペレットってなんなの?」なんて会話があった後、

 コッターピン “ Red, could we do something FRAGGLISH? Please! ”
 レッド “ Oh, how could you do something FRAGGLISH? You’re so DOOZERY. ”
 「レッド、なにかフラグルらしいことをやりましょ! お願い!」
 「フラグルらしいことをやるって? あなたはそんなにドーザーっぽいのに」

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このシーンって、レッドの本来の人の良さが出てるシーンだと思う。
レッドはそれまでドーザーのことなんて全く気にしてなかったはずで、ドーザーと話すなんて馬鹿げてるって相手にしないのかと思ったら、そうじゃなく、ちゃんと話を聞いてるし、地面にいるコッターピンを優しく岩の上に置いているの。
(他の回でコッターピンと話をしているところをゴーボーに見られたくなくて隠すシーンもあるけど)
フラグルもドーザーもお互いコミュニケーションを取ろうなんて考えないし、この先も基本的にはお互い話もせずに暮らしてるんだけど、友達になったのはレッドとコッターピンだけなんだよね。(ゴーボーはコッターピンともレンチとも一緒に探検してるのに、それ以降友達としての描写はなし。でもレッドとコッターピンはシリーズが進むに従って明らかに仲良くなっている描写があるんだヨ)


で、口笛トンネル(the Whistling Tunnel)まで競争ってことになるんだけど、

 レッド “ I’ve never understood why Doozers build all the time. I’ve never even spoken to a Doozer until now. And all of a sudden, here you are, Here you are? Where are you? ”
 コッターピン “ I am running my legs off trying to keep up with you. ”
  all of a sudden…不意に, 急に
  keep up…人や勉強などに遅れないでついていく
 「どうしてドーザーはいっつも働いているのか全然理解できないし、ドーザーと話したことなんて一度もなかったのよ、今まで。急にあなたが来たんだもん。あなたがここに。どこ?」
 「あなたに遅れないように足をあげてるところよ」

ドーザーがフラグルと競争して追いつけるわけないってば(ノ∇≦*)
即座に事態を理解したレッド。

 レッド “ Listen, Let’s face facts. You’re 6 inches tall. You really can’t be a Fraggle. ”
 Let’s face は前にも書いたけれど、レッドがよく使うフレーズ。「事実を見よう」って意味。

でもコッターピンは「ヘルメットはいらない、フラグルと一緒に住む」って家を出てきたから、戻ったら自分が間違っていたと認めることになるんだと言っています。

 レッド “ Oh, you don’t wanna do that. I hate doing that. Ever! Well, let’s see what we can do for you. ”
 「それはイヤよね! 私だったら絶対イヤ!そうね、なにかできること考えましょ」

レッドはコッターピンの気持ちに寄り添ってます。


~ ランブル洞窟のシーン ~
フラグルらしいことやってみましょって言ってたらランブル虫の声が聞こえてきたよ~。
レッドはコッターピンを頭の上に乗せてランブル虫たちと歌います♪
この歌が素晴らしいんだけどそれはちょっと置いといて、ここで特筆すべきは歌い終わった後。レッドがコッターピンを地面に降ろしてしゃがむのね。そのしゃがむ仕草が全く違和感がないの!びっくり! 普段上半身演技が多いマペットの足の演技って違った魅力があるよね(ノ≧∀≦)ノ (ここ、注意してよーく見ると、一瞬だけレッドを操っているカレンさんの腕が見えます)


~ コッターピンとレッドの最後のシーン ~

 レッド “ The most Fragglish thing there is to do.We’re gonna take a swim! ” 「いちばんフラグルらしいことしましょ!水泳よ!」

大声で “ No!!” と叫ぶコッターピン。

 コッターピン “ A Doozer can’t swim! It’s impossible! ”
 レッド “ But swimming is the best thing there is in the world. ”
 コッターピン “ No, it isn’t. To a doozer it’s the awfulest, terreblest, most disgusting thing in the whole world! A Doozer would rather die!…Oh, Red, I’m really a Doozer. I’ll never be a Fraggle, will, I… ”
 「ドーザーは泳げないの! 無理よ!」
 「でもスイミングはこの世で一番のものよ」
 「違う。ドーザーにとってはこの世で一番恐ろしくて怖くて嫌なことなの! ドーザーは死んじゃう! …レッド、私、本当はドーザーなのね。フラグルにはなれないんだわ・・・」

そうかー、ドーザーって泳げないのか…。
自分がドーザーであることを自覚したコッターピンは帰るしかありません。レッドはいつでも私のところに訪ねてきてって言うんだけど、コッターピンは「ドーザーはフラグルを訪ねたりしない」って。

 レッド “ Isn’t there anything else you can do? ” 「他に何かできることはないの?」
 コッターピン “ I don’t think so. ” 「ないと思う」
 レッド “ Don’t give up till you’re sure. Okay? ” 「最後まで諦めないでね。いい?」

レッドってもしかすると子守りやらせたらイチバンかも。絶対いいお姉ちゃんだしいいお母さんになるだろうなあ。




~ アーキテクトとコッターピンのシーン ~
アーキテクトの許に戻ってきました。
「フラグルになると出て行ったんじゃないのか」とからかわれてますが、「いつでもヘルメットを受け取ることができる」と言われ、

 コッターピン “ No! I don’t know what I’m gonna to do, but I won’t take the helmet! Not ever! ”
 アーキテクト “ Well, we don’t get many of your kind. A Doozer like you comes along only about once every generation. ”
 「いやです!私どうしたいのかは分からないけど、ヘルメットだけはイヤ!絶対イヤ!」
 「おまえさんのようなものは多くはないが、各世代にひとりはいるんだよな」

「え、他にもいたの?」ってびっくりするコッターピン。
で、アーキテクトがこれまでのはねっかえりたちを教えているわけだけど、ドーザーの名前が出てきます。名前さえ分かればなんてことないけど、その名前がヘンテコだからクイズのような聞き取りになっちゃった(笑

 アーキテクト “ There was old man Pipe Wrench, back in the first days. And then there was Disc Drive, and Putty Knife, she was really contrary. And then, there was me! ”
 「まずはパイプ・レンチという男だ。それからディスク・ドライブとパティ・ナイフ。彼女は本当に正反対だった。そして、わたしだ!」

ドーザーの名前って日曜大工やモノづくりが好きな人ならすぐに分かるのかな?

「そういえば今までアーキテクトがヘルメットをしているところを見たことない」ってようやく気付いたコッターピン。
ドーザー全員がヘルメットを取る必要はなく、何人かは図版(drawing board)を取ると言っています。建築図版ですね。

 アーキテクト “ Cotterpin Doozer, how would you like to be an apprentice Architect? ”
 コッターピン “ You mean and draw instead of build? Oh, yes! ”
 「コッターピン・ドーザー、見習いアーキテクトになるのはどうだ?」
 「それは建てる代わりに描くってこと? イエスよ!」
architect は「建築家」の意味であり人の名前なので「見習い建築家」と「アーキテクトの弟子」の両方の意味をかけているんだと思うけど、次のコッターピンの台詞が“ Would I have to do everything you say? ”「あなたが言うこと全部やるってこと?」なので、弟子の意味が強いのかな。

最後の二人のシーンは微笑ましいです。

 アーキテクト “ The last architect liked circles. Took me years to get some nice squares. ”
 コッターピン “ Well, personally, I like hexagon. ”
 アーキテクト “ Oh, there will be no hexagons around here, young lady. ”
 コッターピン “ We’ll see. ”
 「前の建築家はcircles(丸・サークル)が好きだった。わたしが長年かけてsquare(四角・広場)にしたんだ」
 「私はhexagon(六角形・ヘキサゴン)が好き」 
 「ここらをhexagon(六角形・ヘキサゴン)にはならんぞ、若いの」
 「なるもーん」
 circlessquarehexagon と順番にダブルの意味をかけてるんだよね。


こうして次回からコッターピンはアーキテクトと一緒の帽子を被っているんですね~♪




― 今回の使えそうなフレーズ ―

 競争する際にレッドが言った台詞
 Ready! Set! Go! 「位置について、よーい、どん!」 
 お決まりのフレーズですね。
 

 戻ってヘルメットを受け取るしかないんだわ…と言うコッターピンにかけたレッドの台詞
 Isn’t there anything else you can do? 「他にできることはないの?」「なんとかなりませんか?」




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